実践制御工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 実践制御工学
科目番号 0002 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(分野展開・系発展) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 藤原 康宣

到達目標

・力学系のモデリングについて理解できる.
・フィードバック制御系の概要を理解できる.
・簡単な制御系を設計することができる.
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
力学系のモデリング力学系のモデリングが理解できる.力学系の基礎が理解できる.力学の基礎を理解できない.
フィードバック制御系の概要フィードバック系の概要が理解でき,設計を行うことができる.フィードバック制御系の概要が理解できる.フィーバック制御系の概要が理解できない.
フィードバック制御系の設計フィードバック制御系設計を理解でき,シミュr-ションを行うことができる.フィードバック制御系設計を理解できる.フィードバック制御系設計を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
フィードバック制御系の理論と設計を実践的に学ぶ.
力学系の制御をテーマに,モデル化の手法,フィードバック制御の基礎について解説したあと,シミュレーション等の実習に取り組む.
座学と演習と実習を繰り返しながら,フィードバック制御系の設計について理解を深める.
授業の進め方・方法:
・座学,演習,実習を組み合わせて行う.
・座学ではパワーポイントを使用した説明が主となる.
・演習,実習は学生自身が行う作業になる.積極的に取り組むこと.
注意点:
【事前学習】
・力学,数学の基礎知識を復習しておくこと.
【評価方法・評価基準】
・報告書(70%),製作物(30%)で評価する.
・60点以上で合格とするが,上記項目のうち一つでも未提出のものがあれば,不合格とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
数学的基礎
授業の概要と使用する数学知識が理解できる.
2週 力学の基礎 力学の基礎知識が理解できる.
3週 力学系のモデリング 力学系のモデリングを理解できる.
4週 伝達関数とモデリング 伝達関数を使用したモデリングを理解できる.
5週 伝達関数の応答 伝達関数の応答について理解できる
6週 伝達関数の応答(演習) 伝達関数の応答について理解できる.
7週 フィードバック系とその応答 フィードバック系の構成とその応答について理解できる.
8週 フィードバック系とその応答(演習) フィードバック系の構成とその応答について理解できる.
4thQ
9週 フィードバック系の設計演習 簡単な制御系設計をシミュレータを使用して行うことができる.
10週 フィードバック系の設計演習 簡単な制御系設計をシミュレータを使用して行うことができる.
11週 フィードバック系の設計演習 簡単な制御系設計をシミュレータを使用して行うことができる.
12週 制御実習 制御系を設計することができる.
13週 制御実習 制御系を設計することができる.
14週 制御実習 制御系を設計することができる.
15週 制御実習 制御系を設計することができる.
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書製作物合計
総合評価割合7030100
基礎的能力10515
専門的能力10515
分野横断的能力502070