知識工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 知識工学
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(分野展開・系発展) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 東京大学のデータサイエンティスト育成講座
担当教員 小保方 幸次

到達目標

データサイエンスは様々なデータを処理・分析してそこから有用な情報を引き出すための学問です。
この授業ではすでに学んだ統計学の知識を活用して機械学習など技術を学びます。
また、解析にはPythonを使い、実践的な学習を行います。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
データの取り扱い様々なデータの取り扱い方ができるデータの取り扱い方が理解できるデータの取り扱い方が理解できない
機械学習様々データ解析において機械学習を活用できる機械学習のしくみが理解できる機械学習のしくみが理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
データサイエンスは様々なデータを処理・分析してそこから有用な情報を引き出すための学問です。
この授業ではすでに学んだ統計学の知識を活用して機械学習など技術を学びます。
また、解析にはPythonを使い、実践的な学習を行います。
授業の進め方・方法:
実際のデータを使って解析方法を体験的に学習していきます。
注意点:
演習問題なども多く実施するので、単に授業を聞くのではなく、常に各自で考えながら授業に臨んでください。
また、データの解析には確率統計や数学的基礎知識が必要になります。これまで学習した内容をしっかりと復習してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・環境整備
2週 データ加工Ⅰ 基本的なデータ操作ができる
3週 データ加工Ⅱ 欠損データと異常値の取り扱いができる
4週 データの可視化Ⅰ データの可視化の基礎が理解できる
5週 データの可視化Ⅱ 実践的なデータの可視化ができる
6週 機械学習(教師あり学習)Ⅰ 基本的な回帰が理解できる
7週 機械学習(教師あり学習)Ⅱ 発展的な回帰が理解できる
8週 機械学習(教師あり学習)Ⅲ 決定木やk-近傍法が理解できる
2ndQ
9週 機械学習(教師なし学習)Ⅰ クラスタリングができる
10週 機械学習(教師なし学習)Ⅱ 主成分分析ができる
11週 機械学習(教師なし学習)Ⅲ マーケットバスケット分析などが理解できる
12週 モデル検証とチューニングⅠ モデルの評価とパフォーマンスのチューニングができる
13週 モデル検証とチューニングⅡ モデルの評価指標が理解できる
14週 モデル検証とチューニングⅢ アンサンブル学習ができる
15週 総合演習 総合的な解析ができる
16週 達成度の点検

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
総合評価6040100