パターン認識

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 パターン認識
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(分野展開・系発展) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 はじめてのパターン認識, 平井 有三 (著), 森北出版
担当教員 松尾 直志

到達目標

パターン認識に関わる基礎的な概念を理解し、説明できる
高次元データを分類、分析するための基礎的な方法を理解し、説明できる

【教育目標】D

【キーワード】 パターン認識, 最近傍法, サポートベクトルマシン, 主成分分析, カーネル法

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
パターン認識に関わる基礎的な概念を理解し、説明できるパターン認識に関わる基礎的な概念を説明でき、実際の課題に当てはめて問題を定式化できるパターン認識に関わる基礎的な概念を理解し、説明できるパターン認識に関わる基礎的な概念を説明できない
高次元データを分類、分析するための基礎的な方法を理解し、説明できる高次元データを分類、分析するための基礎的な方法を理解し、実際の課題で適切な方法を活用できる高次元データを分類、分析するための基礎的な方法を理解し、説明できる高次元データを分類、分析するための基礎的な方法を説明できない

学科の到達目標項目との関係

 教育目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
パターン認識に関わる基礎的な概念や理論について学ぶ。高次元データを分類、分析するための基礎的な方法とその理論について学ぶ。
授業の進め方・方法:
原則として講義形式で授業を進めるが、状況により実習を行うことがある。また、課題に関して受講者の前で説明してもらうことがある。
予習により不明点を明確にし、復習により毎回の授業の内容を理解し、宿題を行うこと。
注意点:
授業中に出す課題と試験により評価を行う。詳細は1回目の授業で説明する。

【事前学習】
授業で扱う内容について教科書の記載を確認すること。また、前回の授業で扱った内容について復習し、用語の意味を再確認しておくこと。

【評価方法・評価基準】
試験(60%)と課題(40%)で評価する。
パターン認識に関わる基礎的な概念や高次元データを分類、分析するための基礎的な方法についての理解度とそれらについての論理的な説明能力を評価する。
課題の未提出が,4分の1を超える場合は不合格点とする。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 識別規則と学習法の分類 識別規則と学習法の分類について説明できる
2週 ベイズの識別規則 ベイズの識別規則について説明できる
3週 確率モデルと識別関数 確率モデルと識別関数について説明できる
4週 k最近傍法 k最近傍法について説明できる
5週 k最近傍法 k最近傍法について説明できる
6週 線形識別関数 線形識別関数について説明できる
7週 線形識別関数 線形識別関数について説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 サポートベクトルマシン サポートベクトルマシンについて説明できる
10週 サポートベクトルマシン サポートベクトルマシンについて説明できる
11週 部分空間法 部分空間法について説明できる
12週 主成分分析 主成分分析について説明できる
13週 カーネル法 カーネル法について説明できる
14週 クラスタリング クラスタリングについて説明できる
15週 期末試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力302050
専門的能力302050