化学情報工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 化学情報工学
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質化学工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 貝原 巳樹雄

到達目標

環境・化学データ取得方法の多様化、大量化が顕著になっています。そこで、実際の分光計測データなどを用いた演習により大量データの解析手法や結果の解釈方法を修得してもらうこと。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
大量の数値データの解析。データに応じて、解析手法を選択でき、その位置づけや意味を把握できる。また、自身で解析方法を提案できる。各種の手法を用いてデータの位置づけや意味を把握できる。各種の手法を用いても、データの位置づけや意味を把握できない。
分光器によるデータの取得。試料の状態によって、適切な測定方法を選択でき、測定結果の解析から、総合的な試料の診断ができる。試料の形態に応じて種々の測定方法を選択でき、測定結果の情報解析ができる。試料の形態に応じた適切な測定方法を選択できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近年、環境・化学データ取得方法の多様化、大量化が顕著になっています。そこで、実際の分光計測データなどを用いた演習により大量データの解析手法や結果の解釈方法を修得してもらう。
授業の進め方・方法:
・情報解析の時間はPCを持参してもらい、分光計測や環境情報のデータ解析に活用してもらう。

注意点:
試験と課題発表、個人報告で評価します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入 情報化学の駅目的と必要性を把握できる。
2週 分光計測と課題演習 各種、分光計測の事例を把握できる。
3週 情報化学の意義と課題演習 各種、分光計測の事例を把握できる。
4週 分光計測・環境データ解析方法1 主成分分析を把握できる。
5週 分光計測・環境データ解析方法2 回帰分析を把握できる。
6週 分光計測・環境データ解析方法3 クラスター分析を把握できる。
7週 分光計測・環境データ解析方法4 決定木解析を把握できる。
8週 分光計測・環境データ解析方法5 平滑化、msc処理、二次微分を把握できる。
4thQ
9週 分光計測・牛乳の経時変化測定実験 課題測定実験1
10週 分光計測・鶏卵の経時変化測定実験 課題測定実験2
11週 分光計測・古紙の経時変化測定実験 課題測定実験3
12週 分光計測・環境データ解析演習 実測データを用いた総合解析を把握できる。
13週 分光計測データの解析発表会 実測データを用いた解析を発表できる。
14週 試験
15週 達成度点検 振り返り。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題発表合計
総合評価割合6040100
基礎的能力301545
専門的能力151530
分野横断的能力151025