電子物性工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電子物性工学
科目番号 0017 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻共通 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 はじめて学ぶ量子化学,阿部正紀,培風館
担当教員 谷林 慧

到達目標

(1)量子力学の初歩的な考え方を理解できるようになる。(2)原子や分子・固体の性質の解明に量子力学が必要であることを理解できるようになる。
【教育目標】C
【学習・教育到達目標】C-2

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1シュレディンガー方程式と波動関数について明快に説明することができる。シュレディンガー方程式と波動関数について説明することができる。シュレディンガー方程式と波動関数について説明することができない。
評価項目2矩形ポテンシャル問題の解き方について明快に説明することができる。矩形ポテンシャル問題の解き方について説明することができる。矩形ポテンシャル問題の解き方について説明することができない。
評価項目3軌道角運動量ベクトルの空間的配置,および波動関数や確率密度の角度依存性について明快に説明することができる。軌道角運動量ベクトルの空間的配置,および波動関数や確率密度の角度依存性について説明することができる。軌道角運動量ベクトルの空間的配置,および波動関数や確率密度の角度依存性について説明することができない。
評価項目4パウリの原理,フントの規則を明快に説明することができる。パウリの原理,フントの規則を説明することができる。パウリの原理,フントの規則を説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)量子力学の初歩的な考え方,および(2)原子,分子・固体への応用について学習する。
授業の進め方・方法:
(1)講義は教科書に沿って行う。予習・復習を行って,学習内容の定着を図ること。
(2)授業では演習にあまり時間を取れない。自己学習で対応すること。
注意点:
試験結果(100%),課題(0%)で評価する。60点以上を修得単位とする。自学自習をして自己学習レポートを提出すること。自己学習レポートの未提出が,4分の1を越える場合は評価を60点未満とする。詳細は第1回目の授業で告知する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力7070
専門的能力3030