到達目標
(1)量子力学の初歩的な考え方を理解できるようになる。(2)原子や分子・固体の性質の解明に量子力学が必要であることを理解できるようになる。
【教育目標】C
【学習・教育到達目標】C-2
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
(1)量子力学の初歩的な考え方,および(2)原子,分子・固体への応用について学習する。
授業の進め方・方法:
(1)講義は教科書に沿って行う。予習・復習を行って,学習内容の定着を図ること。
(2)授業では演習にあまり時間を取れない。自己学習で対応すること。
注意点:
試験結果(100%),課題(0%)で評価する。60点以上を修得単位とする。自学自習をして自己学習レポートを提出すること。自己学習レポートの未提出が,4分の1を越える場合は評価を60点未満とする。詳細は第1回目の授業で告知する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シュレディンガー方程式と波動関数 |
量子力学の初歩的な考え方が理解できる。
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2週 |
定常状態 |
量子力学の初歩的な考え方が理解できる。
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3週 |
固有状態と固有値 |
量子力学の初歩的な考え方が理解できる。
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4週 |
井戸型ポテンシャル中の粒子 |
矩形ポテンシャル問題の解き方を理解できる。
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5週 |
井戸型ポテンシャル中の粒子 |
矩形ポテンシャル問題の解き方を理解できる。
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6週 |
トンネル効果 |
トンネル効果とは何かが理解できる。
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7週 |
クーロンポテンシャル中の粒子 |
クーロンポテンシャル問題の解き方を理解できる。
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8週 |
動径関数と電子雲の広がり |
動径波動関数の確率密度の意味を理解できる。
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4thQ |
9週 |
角運動量と電子軌道の方向性 |
軌道角運動量ベクトルの空間的配置,および波動関数や確率密度の角度依存性を理解できる。
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10週 |
スピン |
スピンとは何かが理解できる。
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11週 |
スピン |
スピンとは何かが理解できる。
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12週 |
電子配置と元素の周期律 |
パウリの原理,フントの規則を理解できる。
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13週 |
電子配置と元素の周期律 |
パウリの原理,フントの規則を理解できる。
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14週 |
水素分子イオンと分子軌道法 |
分子の結合を波動関数の重なりの観点から理解できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
まとめ |
これまでの学習内容を振り返る。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 70 |
専門的能力 | 30 | 30 |