日本語表現法

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 レポートの組み立て方 /プリント
担当教員 渡辺 仁史

到達目標

日本語による適切な表現能力の涵養をめざす。語彙のみならず、構文、文章構成への配慮、敬語を含む表現の社会的倫理を合わせて学習し、適切なコミュニケーションとは何かを修得する。
教育目標B 学習・教育到達目標B-2

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1言語行為が多角的に理解できる言語行為の概要がわかる言語行為の問題点がわからない
評価項目2文章を推敲し文法に即した文章が書ける文章を推敲し理解可能な文章が書ける文章の推敲ができない
評価項目3高度な敬語を使用することができる一般的な敬語を使用することができる敬語が十分使用できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
素材の収集から科学論文で必要な語彙の涵養、文章の組み立て方、推敲、プレゼンテーションのあり方等にいたる表現の問題点について学習し、併せて敬語の実践的な活用についても発表を通して修得する。
授業の進め方・方法:
文章表現についての講義及び演習、敬語の活用の仕方について発表を通して学習する。
注意点:
評価方法・評価基準 定期試験によりコミュニケーションに関する知識、並びに日本語の習熟度を評価する。
事前学習 良い文章を書くためには平素からの読書が重要であるので努力を怠らないこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 表現とは何か 日本語表現の学習の仕方がわかる
2週 コミュニケーションとは何か 言語の仕組みがわかる
3週 コミュニケーションとは何か 言語の仕組みがわかる
4週 コミュニケーションとは何か 言語の仕組みがわかる
5週 文章の素材の集め方 文章の素材の集め方がわかる
6週 表現の倫理と著作権について確認する 表現の社会性がわかる
7週 既存の文章表現法から学ぶ 事実と意見の書き分けの重要性がわかる
8週 既存の文章表現法から学ぶ 何を書いてはいけないかがわかる
2ndQ
9週 文章の書き出しの工夫 書き出しで躓かない工夫がわかる
10週 論節分の表現方法 様々な表現方法の工夫がわかる
11週 理工系のための語彙集 理工系で最低限必要な語彙がわかる
12週 推敲・要約の観点 文章の推敲・要約の仕方がわかる
13週 要約の観点 長文の要約の仕方がわかる
14週 プレゼンテーションの留意点 プレゼンテーションの工夫
15週 定期試験
16週 達成度の点検 学習内容の再確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000