到達目標
【教育目標】B
【学習・教育到達目標】B-1、B-2
①現代哲学における知識論の枠組み(ア・プリオリおよびア・ポステリオリな知識、基礎づけ主義、整合説等)を理解できる。
②現代哲学における言語論的転回の意義を理解できる。
③現代哲学におけるウィトゲンシュタインとオースティンの哲学の意義を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 現代哲学における知識論の枠組みを理解し、その背景にある様々な問題点を説明することができる。 | 現代哲学における知識論の枠組みを理解できる。 | 現代哲学における知識論の枠組みを理解できない。 |
| 現代哲学における言語論的転回の意義を理解し、その背景にある様々な問題点を説明することができる。 | 現代哲学における言語論的転回の意義を理解できる。 | 現代哲学における言語論的転回の意義を理解できない。 |
| 現代哲学におけるウィトゲンシュタインとオースティンの哲学の意義を理解し、その内容を説明できる。 | 現代哲学におけるウィトゲンシュタインとオースティンの哲学の意義を理解できる。 | 現代哲学におけるウィトゲンシュタインとオースティンの哲学の意義を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代哲学において議論されている知識論や言語論等を通じて、哲学的問題を理解し、かつ物事を深く思索する精神を涵養する。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進める。
時に問題を与え、小グループごとに討議の時間を設け、思索の手がかりとする。
注意点:
【事前学習】授業前に教科書の該当箇所に目を通し、授業中にはノートをとること。
【評価方法・評価基準】試験結果80%、学修レポート20%で評価する。詳細は一回目の授業で告知する。現代西洋哲学の大要の理解の程度を評価する。また本科目は学修単位であるため、自学自習して学修レポートを提出すること。学修レポートの未提出が4分の1を超える場合は不合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代哲学への導入 |
現代哲学の背景を理解できる。
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2週 |
知識論(1) |
知識とは何か、という哲学的問題の意義を理解できる。
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3週 |
知識論(2) |
ア・プリオリ、ア・ポステリオリな知識の違いを理解できる。
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4週 |
知識論(3) |
知識論をめぐる議論の大枠を理解できる。
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5週 |
知識論(4) |
知識論の自然主義を理解できる。
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6週 |
言語論(1) |
現代哲学の言語論的転回を理解できる。
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7週 |
言語論(2) |
前期ウィトゲンシュタインの哲学の概要を理解できる(1)
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8週 |
言語論(3) |
前期ウィトゲンシュタインの哲学の概要を理解できる(2)
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2ndQ |
9週 |
言語論(4) |
論理実証主義者の意味の検証理論を理解できる。
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10週 |
言語論(5) |
後期ウィトゲンシュタインの哲学の概要を理解できる(1)
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11週 |
言語論(6) |
後期ウィトゲンシュタインの哲学の概要を理解できる(2)
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12週 |
言語論(7) |
オースティンの言語行為論の意義を理解できる(1)。
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13週 |
言語論(8) |
オースティンの言語行為論の意義を理解できる(2)。
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14週 |
言語論(9) |
クワインの言語哲学の概要を理解できる。
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15週 |
まとめ |
まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末試験 | 学修レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識論 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
言語論 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |