到達目標
【教育目標】B
【学習・教育到達目標】B-1、B-2
現代哲学における知識論の枠組み(現象と実在、帰納の問題、ア・プリオリな知識等)を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
知識論 | 哲学における知識論の問題を理解し、かつ説明ができる。 | 哲学における知識論の問題を理解できる。 | 哲学における知識論の問題を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ラッセル『哲学入門』は、現代の知識論の基礎を学ぶ最良のテキストのうちの一つである。この読解を通じて哲学の基本的問題を理解し、かつ物事を深く思索する精神を涵養する。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進める。
時に問題を与え、小グループごとに討議の時間を設け、思索の手がかりとする。
注意点:
【事前学習】授業前に教科書の該当箇所に目を通し、授業中にはノートをとること。
【評価方法・評価基準】試験結果80%、学修レポート20%で評価する。詳細は一回目の授業で告知する。哲学の大要の理解の程度を評価する。また本科目は学修単位であるため、自学自習して学修レポートを提出すること。学修レポートの未提出が4分の1を超える場合は不合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、第一章「現象と実在」 |
本授業の目的および進め方、哲学的問題とは何かを理解できる。
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2週 |
第一章「現象と実在」(続き)、第二章「物質は存在するか」 |
現象と実在の区別の意味を理解できる。
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3週 |
第二章「物質は存在するか」(続き)、第三章「物質の本性」 |
物質の哲学的意味を理解できる。
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4週 |
第三章「物質の本性」(続き)、第四章「観念論」 |
観念論とは何かを理解できる。
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5週 |
第四章「観念論」(続き)、第五章「面識による知識と記述による知識」 |
面識による知識と記述による知識の違いを理解できる。
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6週 |
第五章(続き)、第六章「帰納について」 |
帰納の哲学的問題を理解できる。
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7週 |
第六章(続き)、第七章「一般的原理の知識について」 |
一般的原理の知識についての哲学的問題を理解できる。
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8週 |
第七章(続き)、第八章「アプリオリな知識はいかにして可能か」 |
アプリオリな知識とは何かを理解できる。
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2ndQ |
9週 |
第八章(続き)、第九章「普遍の世界」 |
普遍をめぐる哲学的問題を理解できる。
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10週 |
第九章(続き)、第十章「普遍に関する私たちの知識」 |
普遍に関する知識の性質を理解できる。
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11週 |
第十章(続き)、第十一章「直観的知識について」 |
直観的知識とは何かについて理解できる。
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12週 |
第十一章(続き)、第十二章「真と偽」 |
真と偽の哲学的問題を理解できる。
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13週 |
第十二章(続き)、第十三章「知識、誤謬、蓋然的な見解」 |
知識の特性を理解できる。
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14週 |
第十三章(続き)、第十四章「哲学的知識の限界」 |
哲学的知識とは何かを理解できる。
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15週 |
まとめ |
まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末試験 | 学修レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識論 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |