政治・経済

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 政治・経済
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 中村研一(他)『現代 政治・経済 最新版』(清水書院)
担当教員 平林 一隆

到達目標

①現代社会の政治に関する基本的な仕組みを理解する。
②現代社会の経済に関する基本的な仕組みを理解する。
【教育目標】B・F 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①立憲主義について理解し、主権者たる一国民としての素地が形成される。立憲主義について深く理解し、主権者たる一国民としての素地が十分に形成される。立憲主義について理解し、主権者たる一国民としての素地が形成される。立憲主義について理解せず、主権者たる一国民としての素地が形成されない。
②現代経済の基本的な仕組みについて理解し、経済社会に臨む基礎的な知的素地が形成される。現代経済の基本的な仕組みについて深く理解し、経済社会に臨む基礎的な知的素地が十分に形成される。現代経済の基本的な仕組みについて理解し、経済社会に臨む基礎的な知的素地が形成される。現代経済の基本的な仕組みについて理解せず、経済社会に臨む基礎的な知的素地が形成されない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代社会の政治や経済に関する基本的な仕組みを理解する。また、今日の政治や経済に至るまでの歴史的な過程やその到達点、現代的諸問題を広い視野から把握し考察する基礎力を養う。そのことを通じて、諸個人の尊重と共生を常に問い続ける社会構成員となることを目指す。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で進める。授業では政治・経済に関する具体的な事例(教科書の注記や参考資料・図表、配布プリント)を踏まえつつ学習ポイントの理解を深めるべく努める。
注意点:
【事前学習】
あらかじめ教科書の該当箇所を読み進め、基本的な用語を把握しておくこと。
【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。現代社会の政治や経済の基本的な仕組み、その役割や意義、問題点、課題などの理解の程度を評価する。
総合成績60点以上を単位修得とする。
自学自習の課題(自己学習レポート)を、必ず、提出すること。未提出が4分の1を超える場合は不合格点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 国民と政治 国民と政治の関わりについて理解できる
2週 国家と憲法 憲法の役割について理解できる
3週 近代民主政治の発展 立憲主義の芽生えについて理解できる
4週 現代民主政治の展開 人権保障の発展・拡大について理解できる
5週 日本国憲法の基本的性格 日本国憲法の基本原理について理解できる
6週 国民の権利 基本的人権について理解できる
7週 国民主権と三権分立 国民主権と三権分立について理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 経済社会の変容 資本主義経済の歴史について理解できる
10週 経済活動と経済主体 三つの経済主体とその活動を理解できる
11週 市場経済の機能と限界 市場経済の基本的な仕組み・役割とその限界を理解できる
12週 市場経済の機能と限界 市場経済の基本的な仕組み・役割とその限界を理解できる
13週 金融の仕組みと働き 金融の仕組みと働きについて理解できる
14週 財政の仕組みと働き 財政の仕組みと働きについて理解できる
15週 期末試験
16週 まとめ 学習内容を振り返り、理解を定着させる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。2
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。2
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。2
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。2
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。2
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。1
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000