到達目標
法学は、社会科学の一分野である。工学を専攻するうえで、法学を学ぶことに疑問を覚える学生もいるかもしれない。しかし、工学とは、数学と自然科学を基礎とし、ときには人文科学・社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問である。したがって、法学を学ぶことは、社会科学の知見を広げることを意味し、工学の修得を助けることにつながる。よって、本講義の到達目標は、工学を専攻する学生に必要十分な程度の法学の習得となる。
【教育目標】B
【学習・教育到達目標】B-1・B-2
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 法学を学び社会科学の知見を十分に広げることができる | 法学を学び社会科学の知見を一定程度広げることができる | 法学を学び社会科学の知見を広げることができない |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
法学は、社会科学の一分野である。工学を専攻するうえで、法学を学ぶことに疑問を覚える学生もいるかもしれない。しかし、工学とは、数学と自然科学を基礎とし、ときには人文科学・社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問である。したがって、法学を学ぶことは、社会科学の知見を広げることを意味し、工学の修得を助けることにつながる。
授業の進め方・方法:
教科書として提示している本に準拠して授業は行わないが,教科書などの基本書を通読することによって,授業内容の予習になるため,教科書などの基本書通読を推奨する。また,授業ごとにレジュメ(プリント)を配布するため,それに基づいて復習することが望ましい。
注意点:
本講義は、授業で学生に意見を求める場合があるため、その際は積極的な参加を求める。
【事前学習】教科書の該当箇所を通読することがのぞましい。
【評価方法・評価基準】期末試験(60%)、課題(40%)で評価する。総合成績60点以上を単位修得とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
法学とはなにか(導入) |
法学とはどのような学問なのか,概要を学ぶ
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2週 |
「法」とはなにか |
導入としての「法」を学ぶ
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3週 |
法の類型 |
法にはどのような類型があるのか,その特色を学ぶ
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4週 |
アカデミックな文章の書き方① |
法を学ぶうえで,必要となることが文章の書き方である。脚注の扱い方などを学ぶ。
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5週 |
アカデミックな文章の書き方② |
アカデミックな文章の掟を学ぶ。
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6週 |
アカデミックな文章の書き方③ |
課題として出した文章を見直し,自分になにが足りないのかを学ぶ。
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7週 |
憲法 |
法律の基礎となる憲法を学ぶ
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8週 |
民法① |
私法の中で多く知られている民法を学ぶ
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2ndQ |
9週 |
民法② |
民法(各論)
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10週 |
刑法① |
公法の中で多く知られている刑法を学ぶ
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11週 |
刑法② |
刑法(各論)
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12週 |
ケース・スタディ① |
新潟水俣病
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13週 |
ケース・スタディ② |
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14週 |
ケース・スタディ③ |
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15週 |
まとめ |
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16週 |
達成度の点検 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
総合評価 | 60 | 40 | 100 |