日本語Ⅰ

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本語Ⅰ
科目番号 0069 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 浅田次郎『日本の「運命」について語ろう』
担当教員 平野 一成

到達目標

1. 一年をかけて教科書を最初から最後まで読み通す。2. 教科書の文章を正確に音読できるようになる。 3. 教科書の文章が音読されたとき、それを聴いて理解できる。4. 日本語でプレゼンテーションできる。
【教育目標】A・B

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書とした『日本の「運命」について語ろう』は、ここ150年の歴史を材にとって小説をいくつも書いている小説家、浅田次郎の講演録です。日本と世界の歴史を学ぶ意義を著者とともに考えながら、現代の日本につながる考え方、社会や経済、生活様式のありようを知り、今日のような時代における日本と世界の平和について話し合います。
授業の進め方・方法:
教科書の音読で授業を進めます。また教科書の文章に使われている言葉の意味を考えます。さらに書かれている内容についてそれぞれ自分の考えを述べ、議論します。教科書だけでなく、新聞や雑誌、リーフレットなどのさまざまな日本語の文章を利用し、日本の政治、経済の現状を見ていきます。
注意点:
授業で次の授業までに読んできてもらいたい部分を指定します。その部分は次の授業までに必ず目を通し、音読しておくこと。また日頃より日本語の全国紙や地方紙、テレビやラジオのニュースなどに親しみ、日本の政治、経済、文化の動向に関心を払っていてください。
【事前学習】授業で次の授業までに読んできてもらいたい部分を指定します。その部分は次の授業までに必ず目を通し、音読しておくこと。また日頃より日本語の全国紙や地方紙、テレビやラジオのニュースなどに親しみ、日本の政治、経済、文化の動向に関心を払っていてください。
【評価方法・評価基準】試験100%で評価する。詳細は第1回の授業で告知する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本語による自己紹介
コースオリエンテーション
日本語で自分の履歴を表現できる
2週 歴史を学ぶ意義① 歴史を学ぶ意義を知る
3週 歴史を学ぶ意義② 歴史を学ぶ意義を知る
4週 江戸時代① 江戸時代を知る
5週 江戸時代② 江戸時代を知る
6週 鎖国と開国 鎖国と開国を知る
7週 中間試験
8週 明治維新① 明治維新を知る
2ndQ
9週 明治維新② 明治維新を知る
10週 近代日本① 戦争に向かって行った日本を知る
11週 近代日本② 戦争に向かって行った日本を知る
12週 現代日本① 戦後の日本を知る
13週 現代日本② 戦後の日本を知る
14週 日本国憲法① 日本国憲法を知る
15週 日本国憲法② 日本国憲法を知る
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 アジアと日本① アジア諸国と日本の関係を知る
2週 アジアと日本② アジア諸国と日本の関係を知る
3週 ヨーロッパと日本① ヨーロッパ諸国との関係を知る
4週 ヨーロッパと日本② ヨーロッパ諸国との関係を知る
5週 アメリカと日本① 日米関係を知る
6週 アメリカと日本② 日米関係を知る
7週 中間試験
8週 日本の政治① 国会や参政権、選挙を理解する
4thQ
9週 日本の政治② 国会や参政権、選挙を理解する
10週 日本の経済① 貧困や格差、企業や政府の役割を理解する
11週 日本の経済② 地震や津波、台風などの災害が経済に与える影響を理解する
12週 プレゼンテーション① プレゼンのテーマを話し合って決める
13週 プレゼンテーション② プレゼンのキャプションを書く
14週 プレゼンテーション③ プレゼン用のスライドを作成する
15週 期末試験
16週 プレゼンテーション④ プレゼンを人前で発表する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験合計
総合評価割合5050100
総合評価割合5050100