課題研究Ⅰ(フランス語)

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 課題研究Ⅰ(フランス語)
科目番号 0081 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『新装 カフェ・フランセ』朝日出版社/仏和辞書(初心者用なら何でも可。)
担当教員 鈴木 真太朗

到達目標

読む・聞く・書く・話すという4つのスキルを駆使して、フランス語ネイティブと簡単なコミュニケーションが取れる
ようになることを目標とする。
上記の目標を達成するにあたり、
①フランス語の基礎文法を理解・修得し、使いこなすことができる。
②フランス語ネイティブに通じる発音ができる。
③既に知っている単語・熟語表現についてはフランス語で聴き(書き)取ることができる。
【教育目標】A

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
①基礎的な文法を理解し、日常生活で用いる初歩的な表現をフランス語で書くことができる。性数一致や否定文、êtreやavoir以外の様々な動詞、数字、疑問詞、前置詞などを総合的に活用しながら自分の日常生活や趣味について書くことができる。基本的な動詞の活用を理解し簡単な自己紹介、友人紹介、家族紹介をフランス語で書くことができる。基本的な動詞の活用を修得していない。自己紹介や100以下の基本的な数字、日常で用いる基本語をフランス語で書くことができない。
②基礎的な発音を理解し、日常生活で用いる初歩的な表現を使ってフランス語ネイティブに通じる発音ができる。 性数一致などの複雑な文法を意識しながら、身の回りのことや人・物の位置や性格、外見について尋ねたり、説明したりすることができる。フランス語を使って簡単な自己紹介(職業、年齢)、友人紹介、家族紹介をしたり、質問したりすることができる。フランス語の基礎的な発音を理解しておらず、身の回りのことや基本的な表現・語彙を口頭で表現することができない。
③日常生活で用いられる基礎的なフランス語を聴き取り、理解することができる。買い物に関する表現、人・物の位置に関する表現、性格・外見描写、言語、国籍など授業で学ぶ日常的なフランス語を聞いて瞬時に理解できる。自己紹介を中心とする基本的なフランス語を聴き取ることができる。日常で用いる基本的なフランス語を聴き取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書を中心に、フランス語の発音・基礎文法・単語・熟語表現・実生活で用いる様々なフレーズを学習する。
学習した内容を授業中に行う練習問題やロールプレイングでアウトプットし、実践力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書や配布プリントの予習を必ず行い、授業計画に記載の学習事項を事前に理解してくるよう努めること(予習の範囲は授業ごとに指示する)。
授業中は各自の予習をもとに、毎回質問を受け付けることから始める。
新出の単語・熟語表現や動詞の活用は次の授業までに覚えてくること。
理解した内容は練習問題・ロールプレイング・グループワークなどのアクティビテで実践し、定着させる。

注意点:
参加・実践型の授業を行う時間を確保するため、予習・復習は必ずしてくる。
予習・復習時に付属の音源を活用し、聴き取りと発音を自発的にトレーニングしてくる。
授業中の活動に積極的に参加する。
この授業には、グループワーク、ディスカッションなどのアクティブラーニング活動が含まれる。
【事前学習】
各課の後半にあるGrammaire et exercies(文法と練習問題)を必ず予習してくる。各課の新出単語・表現の意味、新出動詞
の活用も併せて予習してくる。予習で解らなかった点については、授業中積極的に質問する。
【事後学習】
各課の新出単語・熟語表現を復習し、覚える。各課のDialogue(対話)の音源を聴きながら、繰り返し発音の練習をしてくる。
【評価方法・評価基準】
期末試験(70%)、授業への参加姿勢(30%)で評価する。総合得点60点以上で単位取得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
教室内で使うフランス語表現の学習
教室内で使うフランス語の表現が理解でき、使用することができる。
2週 【イントロダクション】ヨーロッパの地理、フランス語の発音 ヨーロッパの地理を学習し、フランスという国の位置を知る。発音の基本的な規則を理解し、実際に発音できる。
3週 【第1課前半】自己紹介 自分の名前が言え、相手にも名前を尋ねることができる。BonjourやBonsoirなどの簡単な挨拶ができる。
4週 【第1課後半】フランス語のアルファベ、0~20の数字、主語人称代名詞と動詞être フランス語のアルファベ、20以下の数字を聴き(書き)取れ、発音できる。自分(相手)の国籍をフランス語で表現できる。
5週 【第2課前半】職業と住まいについての表現 職業と住まいを表現する動詞や語彙を聴き取れ、発音できる。
また相手にも職業や住まいを尋ねることができる。
6週 【第2課後半】フランス語のアルファベと発音の復習、21~30の数字、ouiとnon フランス語のアルファベや発音をより理解し、使いこなせる。
30以下の数字を聴き取れ、発音できる。フランス語のはい/いいえを言うことができる。
7週 【第3課前半】国籍と否定形、言語 性数一致や否定文の作り方を理解し、言うことができる。自分が何語を話すか言うことができ、同じく相手にも尋ねることができる。
8週 【第3課後半】お店で注文する、30~69の数字、名詞の性と数、不定冠詞 店での注文や買い物に必要な表現を覚え、使うことができる。金額を聴き取ることができる。名詞の性と数について理解し、不定冠詞を正しく使用できる。
2ndQ
9週 【第4課前半】綴りを言う フランス語のアルファベを使い、綴りを言ったり尋ねたりできる。動詞avoirを使用して否定文を作ることができる。
10週 【第4課後半】~を持っている・(兄弟などが)いる、相手の年齢を尋ねる、0~69の数字 ~を持っているを表現できる。否定のdeを理解し、使いこなせる。相手の年齢を尋ねることができる。69以下の数字を聴き取れ、発音できる。
11週 【第5課前半】人物を描写する 人の性格や外見について描写できる。様々な国名を言うことができる。
12週 【第5課後半】自分以外の人の名前・職業・年齢・性格などについて表現できる 自分、相手、相手以外の人について描写できる。所有形容詞、疑問詞を理解し、使いこなせる。
13週 【第6課前半】これは何ですか? 前置詞を用いながら人や物の様々な位置を表現できる。
14週 【第6課後半】場所に関する表現の続き、定冠詞、Qu'est-ce queを用いた疑問文、70~100の数字 定冠詞を理解し、正しく使用できる。Qu'est-ce queを用いた疑問文を作れる。100以下の数字を聴き取れ、発音できる。
15週 期末試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験授業への参加度合計
総合評価割合7030100
評価割合7030100