メカトロニクス

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 メカトロニクス
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作資料(moodle配布)
担当教員 鈴木 明宏

到達目標

機械技術者として必要なメカトロニクスの知識や観測スキルを学ぶ。EV(電気自動車)でのメカトロニクス応用例を知り、ブレッドボードによる電子回路製作とオシロスコープ操作による波形観察を行い、メカトロニクスの概要を演習を通じて学ぶ。【教育目標】(C),【学習・教育到達目標】(C-3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械技術者として必要なメカトロニクスの知識や観測スキルを学ぶ。EV(電気自動車)でのメカトロニクス応用例を知り、ブレッドボードによる電子回路製作とオシロスコープ操作による波形観察を行い、メカトロニクスの概要を演習を通じて学ぶ。
授業の進め方・方法:
3年の電気工学で学んだブレッドボード演習を基礎に入門的な電子回路の観測方法や計算方法を知る。必要に応じて表計算による確認計算を行うが、予習や復習により自発的に取り組んでもらいたい。また演習機材は共用のものであり指示に従って管理を行うこと。
注意点:
【事前学習】3年の電気工学を復習しておくこと.【評価方法・評価基準】課題に対する報告書と開発作品(50%)および試験点(50%)により評価を行う。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オシロスコープ操作 オシロスコープの操作方法を知る
2週 RC回路と波形観測 RC回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
3週 RLC回路と波形観測 RLC回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
4週 ダイオード回路と波形観測 ダイオード回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
5週 トランジスタ回路と波形観測 トランジスタ回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
6週 発振回路と波形観測 発振回路の製作・波形観測ができ、発振周期の意味がわかる
7週 論理回路と波形観測1 ブール代数を理解し,論理回路を製作できる.
8週 論理回路と波形観測2 ブール代数を理解し,論理回路を製作できる.
4thQ
9週 EVのメカトロニクス技術 EV(電気自動車)におけるメカトロニクス応用の事例を知る
10週 EVの部品組立て体験 分解・組み立てに使う工具とその使い方を知る
11週 EVの部品について EV(電気自動車)のモーターや電池,走行抵抗を知る
12週 組み合わせ回路と波形観測1 組み合わせ回路、順序回路の波形観測ができ、論理演算や計数動作等がわかる
13週 組み合わせ回路と波形観測2 組み合わせ回路、順序回路の波形観測ができ、論理演算や計数動作等がわかる
14週 N進カウンタと波形観測 N進カウンタの製作,波形観測ができ計数動作がわかる
15週 期末試験
16週 試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題試験合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力1010000020
専門的能力2020000040
分野横断的能力2020000040