到達目標
機械技術者として必要なメカトロニクスの知識や観測スキルを学ぶ。EV(電気自動車)でのメカトロニクス応用例を知り、ブレッドボードによる電子回路製作とオシロスコープ操作による波形観察を行い、メカトロニクスの概要を演習を通じて学ぶ。【教育目標】(C),【学習・教育到達目標】(C-3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械技術者として必要なメカトロニクスの知識や観測スキルを学ぶ。EV(電気自動車)でのメカトロニクス応用例を知り、ブレッドボードによる電子回路製作とオシロスコープ操作による波形観察を行い、メカトロニクスの概要を演習を通じて学ぶ。
授業の進め方・方法:
3年の電気工学で学んだブレッドボード演習を基礎に入門的な電子回路の観測方法や計算方法を知る。必要に応じて表計算による確認計算を行うが、予習や復習により自発的に取り組んでもらいたい。また演習機材は共用のものであり指示に従って管理を行うこと。
注意点:
【事前学習】3年の電気工学を復習しておくこと.【評価方法・評価基準】課題に対する報告書と開発作品(50%)および試験点(50%)により評価を行う。総合成績60点以上を単位修得とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オシロスコープ操作 |
オシロスコープの操作方法を知る
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2週 |
RC回路と波形観測 |
RC回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
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3週 |
RLC回路と波形観測 |
RLC回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
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4週 |
ダイオード回路と波形観測 |
ダイオード回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
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5週 |
トランジスタ回路と波形観測 |
トランジスタ回路の製作・波形観測ができ、入出力伝達特性の意味がわかる
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6週 |
発振回路と波形観測 |
発振回路の製作・波形観測ができ、発振周期の意味がわかる
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7週 |
論理回路と波形観測1 |
ブール代数を理解し,論理回路を製作できる.
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8週 |
論理回路と波形観測2 |
ブール代数を理解し,論理回路を製作できる.
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4thQ |
9週 |
EVのメカトロニクス技術 |
EV(電気自動車)におけるメカトロニクス応用の事例を知る
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10週 |
EVの部品組立て体験 |
分解・組み立てに使う工具とその使い方を知る
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11週 |
EVの部品について |
EV(電気自動車)のモーターや電池,走行抵抗を知る
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12週 |
組み合わせ回路と波形観測1 |
組み合わせ回路、順序回路の波形観測ができ、論理演算や計数動作等がわかる
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13週 |
組み合わせ回路と波形観測2 |
組み合わせ回路、順序回路の波形観測ができ、論理演算や計数動作等がわかる
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14週 |
N進カウンタと波形観測 |
N進カウンタの製作,波形観測ができ計数動作がわかる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験の解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 試験 | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |