電気工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気工学
科目番号 0035 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電気理論
担当教員 鈴木 明宏

到達目標

電気工学の知識を知り、実際に計測作業や回路計算ができることをめざす。学習内容は直流回路、交流回路、三相交流回路、過渡現象の入門的な事項とする。可能な限り製作と計測の演習を行い、実験観察作業のスキルを身につけることを目標とする。【教育目標】(C)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
オームの法則,キルヒホッフの法則波形から自由に電気回路が作成できる例題を参考にして電気回路が作成できる電気回路を作成できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気工学の知識を知り、実際に計測作業や回路計算ができることをめざす。学習内容は直流回路、交流回路、三相交流回路、過渡現象の入門的な事項とする。可能な限り製作と計測の演習を行い、実験観察作業のスキルを身につけることを目標とする。 
授業の進め方・方法:
講義・演習は主に演習室にて行う。必要に応じて個々人がブレッドボード製作作業、テスター,オシロ計測等の演習を行う。部品は個人管理になり、紛失や短絡事故等に注意すること。理解を深めるために提出課題がある。課題は復習を兼ねて実施するものであり、指定期限までに提出すること。
注意点:
【事前学習】前期の物理ⅡAをよく復習しておくこと.【評価方法・評価基準】定期試験結果(70%)、提出課題(30%)で評価する。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気の基礎 機械工学分野での電気工学の必要性がわかる
2週 キルヒホッフの法則及び電気計測演習1 ・キルヒホッフの法則を知り計算ができる
・演習の装置や部品、抵抗計測方法がわか
・電圧,電流計測がわかる
3週 キルヒホッフの法則及び電気計測演習2 ・キルヒホッフの法則を知り計算ができる
・演習の装置や部品、抵抗計測方法がわか
・電圧,電流計測がわかる
4週 キルヒホッフの法則及び電気計測演習3 ・キルヒホッフの法則を知り計算ができる
・演習の装置や部品、抵抗計測方法がわか
・電圧,電流計測がわかる
5週 交流回路とは ・交流回路の概要がわかる
6週 交流波形の観察 ・正弦波交流回路の概要がわかる

7週 交流回路の記号法 ・複素数による計算ができる
8週 中間試験
4thQ
9週 過渡現象(RC回路) ・RC回路の過渡現象やエネルギーの計算ができる
10週 過渡現象(RL回路) ・RL回路の過渡現象やエネルギーの計算ができる
11週 過渡現象(RLC回路) ・RLC回路の過渡現象やエネルギーの計算ができる
12週 三相交流の概要 ・三相交流の概要とその特徴を知る
13週 三相交流の計算1 ・三相交流の基本的な計算ができる
14週 三相交流の計算2 ・三相交流の基本的な計算ができる
15週 期末試験
16週 試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30700000100
基礎的能力1020000030
専門的能力1040000050
分野横断的能力1010000020