工学基礎

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工学基礎
科目番号 0036 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし(自作資料を活用)
担当教員 八戸 俊貴,原 圭祐,村上 明

到達目標

 留学生が今後専門科目を学んでいく際に必要となる知識・技能を習得し、より深く機械系科目を理解することを目標とする。
【教育目標 】C

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械工作法関連旋盤、フライス、ボール盤、溶接の各種工作機械の特性を理解した上で比較的高度な加工をすることができる。旋盤、フライス、ボール盤、溶接の各種工作機械の特性を理解した上で比較的初歩的な加工をすることができる。旋盤、フライス、ボール盤、溶接の各種工作機械の特性を理解できない。さらに比較的初歩的な加工ができない。
Solidworks関連Solidworksを用いた部品設計において、複雑な形状の部品を設計することができる。Solidworksを用いた部品設計において、比較的簡単な形状の部品を設計することができる。Solidworksを用いた部品設計において、部品を設計することができない。
専門科目演習関連各種専門科目において深く理解し、応用的な問題を解くことができる。各種専門科目においておおむね理解し、基本的な問題を解くことができる。各種専門科目の内容を理解できない。基礎的な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
留学生が機械工学科の講義を受講するにあたっての導入教育を行う。具体的には、在校生が1年次、2年次で学んだ授業内容が主となるが、その中で特に今後必要となる機械工作法、設計製図(Solidworks)をまず取り扱う。それ以外の科目内容に関しては順次相談の上決定する。
授業の進め方・方法:
基本的に教員と学生との1対1で対応することになるため、適宜わからない場合にはその都度質問するようにすること。また課題を課すため、授業中においてその課題に取り組み、わからないことがあればその都度質問すること。
注意点:
【事前学習 】
 第1回目の授業において、どのような科目をどのようにして学んでいくかについて相談し、決定する予定である。その際必要に応じて専門科目の教科書を貸し出すため、それら教科書の内容を事前に読んでおくこと。 
【評価方法・基準 】
・課題50%+取り組み態度50%で評価する。
・講義に対する取り組み態度および作業内容を重視する。
・総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・全体説明 現在留学生が修得しておくべき内容がどの程度あるのかについて理解する。
2週 機械工作法概略 機械工作法の概略および各種工作機械の概略を理解する。さらにそれらの重要性についても理解する。
3週 旋盤実習1 旋盤における基本的な作業について実習を通して理解する。
4週 旋盤実習2 旋盤における基本的な作業について実習を通して理解する。
5週 フライス盤実習1 フライス盤における基本的な作業について実習を通して理解する。
6週 フライス盤実習2 フライス盤における基本的な作業について実習を通して理解する。
7週 ボール盤実習 ボール盤における基本的な作業について実習を通して理解する。
8週 溶接実習 溶接における基本的な作業について実習を通して理解する。
2ndQ
9週 Solidworks概略 3D-CADの概略およびその重要性を理解する。
10週 Solidworks演習1 スケッチ作業について理解する。
11週 Solidworks演習2 フィーチャー作業(押し出し)について理解する。
12週 Solidworks演習3 フィーチャー作業(回転)について理解する。
13週 Solidworks演習4 フィーチャー作業(カット)について理解する。
14週 Solidworks演習5 フィーチャー作業(コピー・ミラー)について理解する。
15週 Solidworks演習6 作成したモデルに対する修正作業について理解する。
16週
後期
3rdQ
1週 専門科目演習1 3年前期までの科目または現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
2週 専門科目演習2 3年前期までの科目または現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
3週 専門科目演習3 3年前期までの科目または現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
4週 専門科目演習4 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
5週 専門科目演習5 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
6週 専門科目演習6 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
7週 専門科目演習7 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
8週 専門科目演習8 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
4thQ
9週 専門科目演習9 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
10週 専門科目演習10 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
11週 専門科目演習11 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
12週 専門科目演習12 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
13週 専門科目演習13 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
14週 専門科目演習14 現在受講している科目で特に不得意、わからない科目についてより理解を深める。
15週 これまでのまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題受講態度合計
総合評価割合5050100
機械工作法151530
Solidworks151530
専門科目202040