機械工作法ⅠA

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械工作法ⅠA
科目番号 0036 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:尾崎他,機械製作法Ⅰ,朝倉書店, 参考書:機械実習Ⅰ,Ⅱ(実習の教科書)
担当教員 原 圭祐

到達目標

①金属加工の基礎を理解できる
②NCプログラムのコードを理解し簡単なプログラムを作成できる
③鋳造法について,原理・方法を理解説明できる
④塑性加工について,原理・方法を理解説明できる
【教育目標】D

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
金属加工の基礎を理解できる金属加工の基礎を理解し,適切な方法を考えることができる金属加工の方法の基礎を説明できる金属加工の方法を説明できない
NCプログラムのコードを理解し簡単なプログラムを作成できるNCプログラムを理解し,プログラミングができる簡単なNCプログラムができる簡単なNCプログラムができない
鋳造法について,原理・方法を理解説明できる鋳造について理解し,適切な鋳造方法を提案できる鋳造についての基礎を説明できる鋳造について説明できない
塑性加工について,原理・方法を理解説明できる塑性加工について理解し,適切な加工方法を提案できる塑性加工についての基礎を説明できる塑性加工について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では,鋳造,切削など各種機械加工による金属加工法について説明する。
また,工作実習と連携した授業を行い,加工技術に関する知識を深めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
本講義では,工作実習と連携した座学授業を実施する。事前に配布資料,教科書などで予習をすること。MOODLEに各種授業資料・課題をアップロードしていくので,積極的に学習に活用してほしい。
注意点:
試験のほかに課題を課すので,忘れずに提出すること。提出なき場合は,その分総合得点から減点する。
【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)で評価するが,出題した課題の未提出,内容に問題がある際は総合点から減点する。詳細は第1回目の授業で告知する。
金属加工技術の理解の程度を評価する。総合成績60点以上をもって単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要,近年のものづくりについて 近年要求される加工の概要を説明できる
2週 NC加工機とプログラム NC工作機械の特徴を説明できる,プログラムが書ける
3週 金属材料と加工特性 各種金属材料の特徴を説明できる
4週 鋳造の概要 鋳造の概要,鋳物の製造法を説明できる
5週 鋳型の種類とその製作方法 鋳型の作り方,鋳造模型の説明ができる
6週 溶解炉・溶解法 電気炉,反射炉などの溶解設備・方法を説明できる
7週 鋳造金属・法案,鋳造欠陥 鋳造用金属の特徴,鋳造法案,鋳造欠陥を説明できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 特殊鋳造法 ダイキャスト法など,特殊鋳造法を説明できる
10週 塑性加工の概要 塑性加工の概要・種類の説明ができる
11週 鍛造 各種鍛造加工法(自由鍛造,型鍛造)を説明できる
12週 プレス加工 プレス加工とその特徴が説明できる
13週 その他の塑性加工 転造・押出し・圧延・引抜の説明ができる
14週 塑性加工製品の特長 塑性加工製品の特長,鍛造3悪を説明できる
15週 期末試験
16週 達成度の点検

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
NCプログラム1010
金属材料の基礎1010
鋳造4040
塑性加工4040