機械工作法ⅠB

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械工作法ⅠB
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:1)尾崎他,機械製作法Ⅰ,朝倉書店,2)有浦他,機械製作法Ⅱ,朝倉書店,参考書:機械実習Ⅰ,Ⅱ(実習の教科書)
担当教員 原 圭祐

到達目標

①溶接法について原理・方法を理解説明できる
②切削について,その原理を理解説明できる
③ものづくりについて,どのような先進技術が行われているか,身近なものがどのように作られているか考えることができる
【教育目標】D

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
溶接法について原理・方法を理解説明できる溶接法について原理・方法を理解し,適切な方法を考えることができる溶接法について原理・方法を説明できる溶接法について原理・方法を説明できない
切削について,その原理を理解説明できる切削について原理を理解し,適切な方法を考えることができる切削について簡単な原理を説明できる切削について説明できない
ものづくりについて,どのような先進技術が行われているか,身近なものがどのように作られているか考えることができるものづくりについて,どのような先進技術が行われているか,身近なものがどのように作られているか考えることができるものづくりについて,どのような先進技術が行われているか,身近なものがどのように作られているか考えることができるものづくりについて,どのような先進技術が行われているか,身近なものがどのように作られているか考えることができる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では,鋳造,塑性加工,溶接,切削など各種機械加工による金属加工法について
説明する。また,工作実習と連携した授業を行い,加工技術に関する知識を深めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
本講義では,通常の座学授業と,工作実習と関連した授業の2形態を実施する。事前に配布資料,教科書などで予習をすること。MOODLEに各種授業資料・課題をアップロードしていくので,積極的に学習に活用してほしい。
注意点:
試験のほかに課題を課すので,忘れずに提出すること。提出なき場合は,その分総合得点から減点する。
【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)で評価するが,出題した課題の未提出,内容に問題がある際は総合点から減点する。詳細は第1回目の授業で告知する。
金属加工技術の理解の程度を評価する。
総合成績60点以上をもって単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 溶接の概要 溶接の概要・溶接法,その特徴を説明できる
2週 アーク溶接 アーク溶接の方法と各種アーク溶接法を説明できる
3週 ガス溶接 ガス溶接の方法,特徴,設備が説明できる
4週 その他の接合法 ろう接,固相接合などの接合技術の説明ができる
5週 溶断法 ガス切断,プラズマ切断の説明ができる
6週 溶接欠陥,溶接部の検査 溶接欠陥と溶接部の検査方法の説明ができる
7週 除去加工 除去加工の種類,その特徴を説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 切削理論・機構 切削の仕組み,切りくずの生成携帯を説明できる
10週 工具の種類・材質 各種切削工具の種類と工具材質の説明ができる
11週 構成刃先・理論粗さ 構成刃先の加工に及ぼす影響,理論粗さを説明できる
12週 工具摩耗・工具寿命 工具摩耗と工具寿命の判定方法を説明できる
13週 CAD・CAE・CAM・CAT コンピュータを利用したものづくりシステムを説明できる
14週 身近な工業製品の製造法 各種製品の製造法について考えることができる
15週 期末試験
16週 達成度の点検

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
溶接4545
切削加工4545
ものづくりの方法選定1010