到達目標
組込技術の基礎として、PICマイコンボードを使用したプログラミング実習により、周辺ハードウェアに関する使用法とC言語による開発手法を修得する。
その後、センサやオペアンプの周辺回路実習を経て、マイコンを活用した電子システムの企画立案、設計、製作を行い、完成したシステムについて発表会で報告する。
【教育目標】C D 【学習・教育到達目標】C-3 D-1
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
PICマイコンによる基本実習(前期分) | 各週の実習内容を理解し、課題を提出する。課題内容を他へ応用できる。 | 各週の実習内容を理解し、課題を提出する。 | 各週の実習内容を理解できず、課題も提出できない。 |
電子システムの企画立案について | 目標が明確で、マイコンの機能や周辺回路について理解している。 | 目標を決めて、必要な要素を収集し、設計製作に取り掛かれる。 | 目標を決められず、基本実習の内容の応用や組合せができない。 |
電子システムの設計製作について | 完成までの工程が適切で、電子回路やセンサ素子、
プログラミングの取り組みに無駄がない。 | 完成までの工程において問題も発生したが、なんとか完成まで到達できる。 | 無計画で、センサの使用法やプログラミングで初歩的なミスを犯し、修正できずに未完成となる。 |
発表会について | プレゼン資料が適切で、発表や質疑応答が明確である。 | プレゼンにやや不備がある。また質疑応答が不明確である。 | システムを製作していない、または動作しない。前期課題と同レベルの内容で創意工夫が見られない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
組込技術の基礎として、PICマイコンボードを使用したプログラミング実習により、周辺ハードウェアに関する使用法とC言語による開発手法を修得する。
その後、センサやオペアンプの周辺回路実習を経て、マイコンを活用した電子システムの企画立案、設計、製作を行い、完成したシステムについて発表会で報告する。
授業の進め方・方法:
前期:Moodleに掲載された教材によりマイコンボードの基礎プログラミングを行う。
後期:マイコンシステム製作実習では計画的に作業を行い、作業時の安全に注意すること。
注意点:
評価方法 前期:実習および課題演習の報告書の提出状況で評価(100%)
後期:周辺回路実習およびシステム製作の完成度(20%)、発表(20%)、質疑応答(20%)、製作報告書(40%)で評価する。
総合評価 前期と後期の平均をとり60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 組込技術概要と開発環境 |
組込技術の理解と開発環境を使用できる。
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2週 |
C言語プログラミング |
C言語によるPICマイコンの制御ができる。
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3週 |
C言語プログラミング |
C言語によるPICマイコンの制御ができる。
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4週 |
C言語プログラミング |
C言語によるPICマイコンの制御ができる。
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5週 |
C言語プログラミング |
C言語によるPICマイコンの制御ができる。
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6週 |
周辺電子回路の基礎知識 |
周辺回路の基礎がわかる。
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7週 |
DCモータの速度制御 |
DCモータをPWMによって速度制御できる。
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8週 |
ステッパーモータの制御 |
ステッパーモータを制御できる。
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2ndQ |
9週 |
液晶表示と7SEGLED表示 |
液晶、LEDによりデータを表示できる。
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10週 |
アナログ信号のAD変換 |
温度センサによるAD変換と温度表示ができる。
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11週 |
シリアル通信 |
シリアル通信によりPCとデータ通信ができる。
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12週 |
周辺回路実習1 |
センサ回路、オペアンプ回路を製作できる。
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13週 |
周辺回路実習2 |
センサ回路、オペアンプ回路を製作できる。
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14週 |
周辺回路実習3 |
センサ回路、オペアンプ回路を製作できる。
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15週 |
製作システムの企画立案 |
ブレインストーミング講習
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
製作システムの企画検討 |
ブロック図や使用部品を検討できる。
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2週 |
製作システムの設計検討 |
ブロック図や使用部品を検討できる。
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3週 |
システム製作実習 |
製作実習
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4週 |
システム製作実習 |
製作実習
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5週 |
システム製作実習 |
製作実習
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6週 |
システム製作実習 |
製作実習
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7週 |
システム製作実習 |
製作実習
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8週 |
システム製作実習 |
製作実習
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4thQ |
9週 |
システム製作実習 |
製作実習
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10週 |
システム製作実習 |
製作実習
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11週 |
システム製作実習 |
製作実習
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12週 |
発表資料、報告書準備 |
資料の整理ができる
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13週 |
発表会1 |
プレゼンテーションができる。
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14週 |
発表会2 |
プレゼンテーションができる。
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15週 |
まとめ |
報告書とシステムの評価確認
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題提出 | 製作完成度 | 発表 | 質疑応答 | 報告書 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 10 | 10 | 10 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 10 | 10 | 10 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |