電気応用工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気応用工学
科目番号 0013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 改訂 電気応用(1),著者 深尾保 他,発行 コロナ社
担当教員 郷 冨夫

到達目標

①典型的な電気利用として身近な電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。
②電気利用技術のうち,電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力が計算できる。
③電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。

【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①典型的な電気利用として身近な電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。電気照明の原理を理解できず,光束計算や照度計算ができない。
②電気利用技術のうち,電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力が計算できる。電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できる。電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できる。電気加熱の種類や原理を理解できず,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できない。
③電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。電気化学の基礎を理解できず,通電による金属の析出量を計算できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気エネルギーは多くの産業で利用されている。その中で特に人間生活と深い関わりのある照明工学,電熱工学,電気化学を中心にエネルギーの応用分野を広範囲に学習し,その内容を理解・習得する。
授業の進め方・方法:
授 業 項 目 」 に 対 応 す る 教 科 書 の 内 容 を 事 前 に 読 ん で おく こ と 。 ま た , ノ ート の 前 回 の 授 業 部 分 を 復 習 し て お く こ と 。
授業は教科書を用いた授業,および自学自習の2つの形態で進める。自学自習では課題を提示するので,レポートの提出を義務とする。
注意点:
試験結果( 100 %)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。
人間生活における電気エネルギーの必要性、更にはその応用機器・製品の有効性に関する理解の程度を評価する。60点以上を単位修得とする。
課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。自学自習レポートの未提出が,4分の1を越える場合は不合格点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 照 明 の 基礎 , 測光 量 各 種 測 光量 の 相互 関 係に つ いて 説 明で き る
2週 放 電 灯 ,蛍 光 ラン プ 電 球 の 構 造 , ハ ロ ゲ ン サ イ ク ル に つ い て 説
明 で き る
3週 光 束 計 算 配 光 曲 線 , ル ー ソ ー 線 図 に つ い て 説 明 で き
4週 照 度 計 算 逆 二 乗 の 法 則 , 立 体 角 投 射 の 法 則 を 活 用 で
き る
5週 電 熱 の 基礎 , 熱計 算 加 熱 , 乾燥 な どの 所 要電 力 の計 算 がで き る
6週 フ ァ ラ デー の 法則
到 達 度 試験
フ ァ ラ デー の 法則 つ いて 説 明で き る
7週 まとめ ( 0.5週 )
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
照明6060
電熱3030
電気化学1010