到達目標
①典型的な電気利用として身近な電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。
②電気利用技術のうち,電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力が計算できる。
③電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
①典型的な電気利用として身近な電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。 | 電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。 | 電気照明の原理を理解し,光束計算や照度計算ができる。 | 電気照明の原理を理解できず,光束計算や照度計算ができない。 |
②電気利用技術のうち,電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力が計算できる。 | 電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できる。 | 電気加熱の種類や原理を理解し,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できる。 | 電気加熱の種類や原理を理解できず,物体の加熱や乾燥に必要な電力を計算できない。 |
③電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。 | 電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。 | 電気化学の基礎を理解し,通電による金属の析出量を計算できる。 | 電気化学の基礎を理解できず,通電による金属の析出量を計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気エネルギーは多くの産業で利用されている。その中で特に人間生活と深い関わりのある照明工学,電熱工学,電気化学を中心にエネルギーの応用分野を広範囲に学習し,その内容を理解・習得する。
授業の進め方・方法:
授 業 項 目 」 に 対 応 す る 教 科 書 の 内 容 を 事 前 に 読 ん で おく こ と 。 ま た , ノ ート の 前 回 の 授 業 部 分 を 復 習 し て お く こ と 。
授業は教科書を用いた授業,および自学自習の2つの形態で進める。自学自習では課題を提示するので,レポートの提出を義務とする。
注意点:
試験結果( 100 %)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。
人間生活における電気エネルギーの必要性、更にはその応用機器・製品の有効性に関する理解の程度を評価する。60点以上を単位修得とする。
課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。自学自習レポートの未提出が,4分の1を越える場合は不合格点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
照 明 の 基礎 , 測光 量 |
各 種 測 光量 の 相互 関 係に つ いて 説 明で き る
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2週 |
放 電 灯 ,蛍 光 ラン プ |
電 球 の 構 造 , ハ ロ ゲ ン サ イ ク ル に つ い て 説 明 で き る
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3週 |
光 束 計 算 |
配 光 曲 線 , ル ー ソ ー 線 図 に つ い て 説 明 で き る
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4週 |
照 度 計 算 |
逆 二 乗 の 法 則 , 立 体 角 投 射 の 法 則 を 活 用 で き る
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5週 |
電 熱 の 基礎 , 熱計 算 |
加 熱 , 乾燥 な どの 所 要電 力 の計 算 がで き る
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6週 |
フ ァ ラ デー の 法則 到 達 度 試験 |
フ ァ ラ デー の 法則 つ いて 説 明で き る
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7週 |
まとめ ( 0.5週 ) |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
照明 | 60 | 60 |
電熱 | 30 | 30 |
電気化学 | 10 | 10 |