電磁波工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電磁波工学
科目番号 0016 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電波工学 安達三郎他 森北出版 2,520円
担当教員 明石 尚之

到達目標

【教育目標】 D
【学習・教育到達目標】 D-1

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1伝送線路の基礎方程式を用いて様々な送電・受電端の条件に対する電圧および電流の計算ができ,現象を明快に説明することができる。伝送線路の基礎方程式を用いて様々な送電・受電端の条件に対する電圧および電流の計算ができる。伝送線路において様々な送電・受電端の条件に対する電圧,電流の計算ができない。
評価項目2スミスチャートの原理を明快に説明することができ,様々な応用問題に適用することができる。スミスチャートの原理を説明することができ,基本的な問題を解くことができる。スミスチャートの原理を説明することができない。
評価項目3各種アンテナの特性の違い,電波伝搬について明快に説明できる。種々のアンテナの特性,電波伝搬について説明ができる。アンテナの特性,電波伝搬について説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
通信技術の基礎となる長距離の伝送線路、周波数の高い通信線路、導波管、同軸線路などの特性を修得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
「授業項目」に対応する教科書の内容を事前に読んでおくこと。また、ノートの前回の授業部分を復習しておくこと。教科書だけでなく、図書館などにある他の本を参考書として理解を深めること。
注意点:
試験結果(100%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。伝送線路及び空間における電磁波の振る舞いに対する理解の程度を評価する。60点以上を単位修得とする。自学自習をしてレポートを提出すること。自己学習レポートの未提出が,4分の1を超える場合は不合格点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 分布定数線路の解析 伝送線路の基礎方程式を導出できる。
2週 分布定数線路の解析 送電端の条件を与えた場合の計算ができる。
3週 分布定数線路の応用 受電端の条件を与えた場合の計算ができる。
4週 分布定数線路の応用 特性Zで終端した線路の計算ができる。
5週 スミスチャートの原理と応用 スミスチャートの原理を説明できる。
6週 スミスチャートの原理と応用 スミスチャートの原理を説明できる。
7週 スミスチャートの原理と応用 スミスチャートの原理を説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 平面電磁波 平面波電磁波の特性を説明できる。
10週 アンテナの基礎 アンテナの基本性質を説明できる。
11週 線状アンテナ 線状アンテナの特性を説明できる。
12週 線状アンテナ 線状アンテナの特性を説明できる。
13週 開口面アンテナ 開口面アンテナの特性を説明できる。
14週 電波伝搬 電波の伝搬機構を説明できる。
15週 期末試験
16週 電波伝搬

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000