到達目標
【教育目標】D
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
力のつりあい | つりあい問題を解くことができる | 複数の力,モーメントが計算できる | 力,モーメントが計算できない |
点の運動 | 組み合わせた問題を解くことができる | 単純な問題を解くことができる | 質点運動を解くことができない |
剛体の運動 | 組み合わせた問題を解くことができる | 単純な問題を解くことができる | 運動方程式を立てることか゛できない |
運動量,仕事,摩擦 | 簡単な形状の問題を解くことができる | 単純な運動量,仕事,摩擦の計算ができる | 運動量,仕事,摩擦を計算できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
力学の基礎理論を理解し,それを実際の力学問題に応用できる。
授業の進め方・方法:
講義はスライドを用いて行う.スライド資料は講義ごとに配布する.
注意点:
講義中に「配付資料1~4」を配布する.この資料は試験時持込可とするが,再配布はしないので注意すること.
【事前学習】
「授業項目」に対する教科書の内容を事前に読んでおくこと。また,前回の授業部分を復習しておくこと。
【評価方法・評価基準】
試験結果,課題・小テスト等(20%以内)で評価する。詳細は第1回の授業で告知する。
力学の基礎理論の理解度および工学分野における応用力の程度を評価する。
総合成績60点以上を単位修得とするが、提出課題の未提出分が4分の1を超える場合は不合格点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 1点にはたらく力の合成と分解 |
力の合成,分解を理解し,余弦定理などを利用して計算できる
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2週 |
力のモーメント 着力点の異なる力の合成 |
偶力を含む力のモーメントを理解し,計算することができる 着力点が異なる力を合成することができる
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3週 |
1点にはたらく力のつりあい 接触点,支点にはたらく力 |
支点・接触点を含む力のつりあいを解くことができる
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4週 |
着力点の異なる力のつりあい トラス |
力のついあい,モーメントのつりあいから,トラスなどの着力点の異なる力のつりあいを解くことができる
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5週 |
物体の重心と図心 |
基本的な平面図形・立体図形の重心位置を計算することができる
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6週 |
物体のすわり 点の運動
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安定,不安定が理解できる 質点運動の基礎がわかる
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7週 |
直線運動 平面運動 |
質点の直線運動,平面運動の問題を解くことができる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
相対運動 |
質点の相対運動の問題を解くことができる
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10週 |
運動と力 |
ニュートンの運動の法則とその意味を理解し,問題を解くことができる
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11週 |
剛体の回転運動と慣性モーメント |
簡単な形状の慣性モーメントを計算できる 剛体の回転運動がわかる
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12週 |
剛体の平面運動と方程式 回転体のつりあい |
角運動方程式を理解し,問題を解くことができる 剛体の回転体のつりあいを解くことができる
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13週 |
運動量と力積 仕事,動力,摩擦 |
運動量と力積,仕事と動力を計算することができる
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14週 |
運動量と力積 仕事,動力,摩擦 |
摩擦を含む簡単な問題を運動方程式を立てて解くことができる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験の解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |