コンピュータネットワーク

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コンピュータネットワーク
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門(第3版), 村山公保, オーム社
担当教員 小林 健一

到達目標

コンピュータネットワークに関する技術を体系的に学び、現代の情報化社会の基盤として不可欠といえるインターネットと、それを支えるTCP/IPの概念や基本的な動作の仕組み、各種プロトコルの構成について理解することを目標とする。

【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータネットワークに関する技術を体系的に学び、現代の情報化社会の基盤として不可欠といえるインターネットと、それを支えるTCP/IPの概念や基本的な動作の仕組み、各種プロトコルの構成について理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業はスライドを用いた講義を中心に進める。授業の開始時に、毎回資料を配布する。授業時間の後半には、講義内容の理解を深めるため、簡単な実習を行う場合がある。
注意点:
課題は期限厳守で提出すること。
日頃から、身の回りのネットワークに関心を持ち、構成や設定値について自ら考え理解する意識を持って欲しい。

【事前学習】
授業項目に対応する教科書の内容を事前に読んでおくこと。

【評価方法・評価基準】
試験結果(75%)、課題(25%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。コンピュータネットワークに関する専門知識と、基本的な仕組みの理解の程度を評価する。
授業に関連した課題を課すので、自己学習レポートの一部として提出すること。自己学習レポートの未提出が4分の1を越える場合は、評価を60点未満とする。60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 TCP/IP入門 TCP/IPとは何か、その特徴と役割・性質を理解できる。
2週 ネットワーウとコンピュータ コンピュータの基礎、ハードウェアの基本要素、バッファ、コンピュータのデータ表現、ソフトウェアの基本要素などがわかる。
3週 ネットワーウとコンピュータ コンピュータの基礎、ハードウェアの基本要素、バッファ、コンピュータのデータ表現、ソフトウェアの基本要素などがわかる。
4週 ネットワークの基礎技術とTCP/IP TCP/IPの登場にいたる背景、ネットワークによる接続、ネットワークの種類、TCP/IP技術の構成がわかる。
5週 ネットワークの基礎技術とTCP/IP TCP/IPの登場にいたる背景、ネットワークによる接続、ネットワークの種類、TCP/IP技術の構成がわかる。
6週 ネットワークの性能 ネットワークの性能、輻輳やパケットの喪失がわかる。
7週 物理的な通信とデータリンク Ethernetによるデータの配送や、ハブの動作がわかる。
8週 中間試験
4thQ
9週 IPネットワーク IPv4アドレス、サブネットについて理解できる。IPネットワークにおける各種設定値の意味がわかる。
10週 IPネットワーク IPv4アドレス、サブネットについて理解できる。IPネットワークにおける各種設定値の意味がわかる。
11週 IPとルーティングテーブル IPパケットの構造とルーティングの仕組みがわかる。
12週 IPとデータリンク、TCPとUDP、
IPを助けるプロトコルと技術
IPとデータリンクの関係、TCPとUDPの役割と機能がわかる。DNS、DHCP、NATの役割と動作がわかる。
13週 IPとデータリンク、TCPとUDP、
IPを助けるプロトコルと技術
IPとデータリンクの関係、TCPとUDPの役割と機能がわかる。DNS、DHCP、NATの役割と動作がわかる。
14週 IPとデータリンク、TCPとUDP、
IPを助けるプロトコルと技術
IPとデータリンクの関係、TCPとUDPの役割と機能がわかる。DNS、DHCP、NATの役割と動作がわかる。
15週 期末試験
16週 試験の解説、まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・その他合計
総合評価割合7525100
基礎的能力60060
応用的能力151025
実践的能力01515