科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 CG
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書 freeGLUTによるOPENGL入門 床井浩平 工学社 1,995円/参考書 コンピュータグラフィックス CG-ATRS協会 3,200円
担当教員 佐藤 陽悦

到達目標

①現代CGの基礎技術、応用技術について理解できる。
②glutを使ったCGプログラミングによりCG作品を作成できる。
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1
【キーワード】 CG、モデリング、レンダリング、アルゴリズム

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
CGを生成するための原理や基礎的知識と画像生成技術を修得する.
コンピュータ上で3Dグラフィックスライブラリを使ったプログラミング技術を身につける.
授業の進め方・方法:
前半はCGの基礎に関する講義を行なう.後半はグループに分かれプログラム製作を行う.最後に製作したプログラムのプレゼンテーションを行う.プログラミング言語は限定しないが,OpenGLによる作品制作を行うのでプログラム作成能力が問われるためプログラミングの基礎を固めてから望むこと.事前学習として4年生までのプログラミング関連分野の授業内容を復習してから望むこと.参考書はCG検定の標準テキストにもなっており,なるべく購入することを勧める.
注意点:
注意点:
教科書と、授業中に提示された資料を使って、授業を進める。また、プログラミング環境はC言語とVisual Studioを使うので授業開始までに、これらを必要十分なレベルで使えることが望ましい。
【事前学習】
3学年での応用プログラミング、及び、前期の画像処理で学習した内容をよく復習しておくこと。
【評価方法・評価基準】
製作課題(80%)、提出物(20 %)で評価する。課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること.課題の未提出が必要な自己学習時間数相当分の4分の1以上の場合は低点とする.詳細は第1回目の授業で告知する.総合成績60点以上を単位修得とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 CGの歴史とその応用1 コンピュータを使った画像精製技術の歴史と技術の発展、およびCGを学ぶために必要な数学や用語などの基礎知識を理解できる
2週 CGの歴史とその応用2 コンピュータを使った画像精製技術の歴史と技術の発展、およびCGを学ぶために必要な数学や用語などの基礎知識を理解できる
3週 OpenGLライブラリを用いたCGプログラミングの手法について1 コンピュータグラフィックスライブラリOpenGLによるCGプログラミングの基礎が理解できる
4週 OpenGLライブラリを用いたCGプログラミングの手法について2 コンピュータグラフィックスライブラリOpenGLによるCGプログラミングの基礎が理解できる
5週 座標変換・モデリング1 サーフェスモデルによる簡単な物体表現とその座標変換(アフィン変換)について理解できる
6週 座標変換・モデリング2 サーフェスモデルによる簡単な物体表現とその座標変換(アフィン変換)について理解できる
7週 レンダリング1 モデリング変換,シェーディング,投影変換などの基本的なスクリーン投影の原理と,OpenGLによるレンダリング手法について理解できる
8週 レンダリング2 モデリング変換,シェーディング,投影変換などの基本的なスクリーン投影の原理と,OpenGLによるレンダリング手法について理解できる
4thQ
9週 アニメーション1 キーフレームアニメーショントウィーニングなどのコンピュータアニメーションの基本技術とOpgenGLによるアニメーション手法について理解できる
10週 アニメーション2 キーフレームアニメーショントウィーニングなどのコンピュータアニメーションの基本技術とOpgenGLによるアニメーション手法について理解できる
11週 課題作成演習1 OpenGLによるプログラム作品を設計し,製作計画書のとおりに作成することができる.
(グループごとにOpenGLを用いたCGプログラミングによる課題製作を行う)
12週 課題作成演習1
13週 課題作成演習1
14週 課題作成演習1
15週 まとめ、発表会 これまでの学修のまとめ、発表会,課題作品のプレゼンテーションをおこなう。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題発表相互評価発表資料合計
総合評価割合3040525100
CG作成技術204051580
基礎知識10001020