到達目標
1. 測定データを報告書にまとめ、評価し、考察できる。
2. 実験装置を正しく取り扱うことができ、実験グループとして共同作業ができる。
【教育目標】A,C,D,E
【学習・教育到達目標】A-2,C-3,D-2,E-2
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1. 測定データを報告書にまとめ、評価し、考察できる。 | 測定データを報告書にまとめ、評価することができ、実験結果を深く考察することができる。 | 測定データを報告書にまとめ、評価することができ、実験結果を簡潔に考察することができる。 | 測定データを報告書にまとめ、評価し、考察することができない。 |
2. 実験装置を正しく取り扱うことができ、実験グループとして共同作業ができる。 | 自ら実験装置を正しく取り扱うことができ、率先して共同作業ができる。 | 指示を受けながら実験装置の取り扱いおよび共同作業ができる。 | 実験装置を取り扱うことができず、共同作業することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
単位操作、反応工学、計測制御工学、機器分析等の授業で学ぶ内容について、実験を行って現象を観察し、より確かな知識とする。
授業の進め方・方法:
1. 実験概要
最初に、全実験テーマについてガイダンスを行う(6 単位時間)。
その後、予め決められたスケジュールに従い、以下のリストの中から合計5 つのテーマについて実験する。各テーマの実験時間は、4 単位時間(2 単位時間/日 2 日) とする。各テーマの実験初日前半にA レポート(目的、測定事項等の箇条書き、および課題の解答) を作成し、それ以降は直ちに実験に入る。さらに、B レポート(A レポートに関係なく完結した実験レポート)を、各テーマの最終日から1 週間以内に提出する。
2. 実験テーマ
(1) 温度・液位の非定常変化, (2) 連続撹拌槽の残余濃度, (3) シックナーによる汚濁水の分離, (4) 自動制御付精留塔の運転および物質・熱収支, (5) BOD の測定, (6) 機器分析(ICP 発光分析装置), (7) エステルの加水分解反応速度定数の測定,
(8) 連続槽型反応器の温度制御
注意点:
各テーマの実験終了後、期限(1 週間) までにレポートを作成して提出する。また単位修得のためには、5 テーマすべてのレポート提出が必要である。そのためには、計画的にレポート作成を進める能力が要求される。なお、各テーマの実験に入る前に、実験指針書の該当ページを熟読しておくこと。
【評価方法・評価基準】
レポート(60%)、取組み(40%) で評価する。詳細は第1 回目の授業で知らせる。総合成績60 点以上を単位修得とする。レポートに関しては、期限、体裁、結果の整理法、課題の達成度、考察等について評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
ガイダンス |
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3週 |
ガイダンス |
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4週 |
1回目の実験 |
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5週 |
1回目の実験 |
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6週 |
2回目の実験 |
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7週 |
2回目の実験 |
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8週 |
レポート作成指導 |
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2ndQ |
9週 |
3回目の実験 |
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10週 |
3回目の実験 |
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11週 |
4回目の実験 |
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12週 |
4回目の実験 |
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13週 |
5回目の実験 |
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14週 |
5回目の実験 |
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15週 |
レポート作成指導 |
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16週 |
達成度の点検 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
実験結果のまとめ、評価、考察 | 60 | 0 | 60 |
装置の取扱い・グループ作業 | 0 | 40 | 40 |