地域創造学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地域創造学
科目番号 0031 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 梁川 甲午,貝原 巳樹雄,二階堂 満

到達目標

グループワークで地域企業に勤めるOBOGへのインタビューとその動画作製を進める。この活動を通して地域で働くことの実感を得ると同時に進路選択の参考としてもらう。
さらに、自治体や地域企業を訪問し、地域の課題にも取り組んで地域の将来についての見識を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地域の企業や官公庁などの実情把握。地域の企業や官公庁などの実情を把握してその長所短所も含めて理解が深まっている。地域の企業や官公庁などの実情を概観することができる。地域の企業や官公庁などの実情を把握できていない。
チームワーク多様なメンバーのコメントを引き出しつつ、チーム独自の見解をまとめることができる。多様なメンバーのコメントを引き出して、チームの見解をまとめることができる。多様なメンバーのコメントを引き出すこtができない。また、チームの見解をまとめることができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・COC+「ふるさと岩手創造プロジェクト」に関わる本校の創設科目である。
・学生たちがクラス・グループでの対話を通じて、地域で働くことのイメージを実感できる取り組みを推進することにより、地域企業で働くことの魅力を認識することと就職先選択の多角的な視点を獲得する。
・そのために、グループで協議の上で、先輩にお出でいただき、適切なインタビューを行って動画を撮影する。この資料をもとにクラス・グループで対話することにより、地域理解と仕事への理解を深める。
授業の進め方・方法:
・4年生の後期の前半に実施するので、自分事として考え、翌年4月以降の就職活動に生かす考え方が肝心である。進学希望者も、数年先には、この問題に直面する。
注意点:
・地域企業に協力頂く今回取組みを通して幅広い進路選択の参考としてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要説明
OBOGへのインタビュー
2週 インタビューする質問の共創 地域で働く先輩たちの仕事ぶりを際立たせ、地域で働く魅力を探るための質問を共創できる。
3週 特化した質問・招待状、インタビューのリハーサル 各グループで配役を決め、インタビューのリハーサルを実施できる。
4週 インタビュー本番 録画撮りの要点を確認してインタビュー録画を作製できる。
5週 動画の編集 録画データを切る、つなぐ、テロップをいれるなどの編集ができる。
6週 相互視聴、感想の共有、コンテスト 動画を視聴し、グループワークで、「仕事をすること、暮らし」への理解を深めることができる。
7週 相互視聴、コンテスト、取り組みの気づきの共有 グループの意見を、板書して、クラス全体で共有することができる。
8週 自治体の浄水場見学 浄水の仕組みを把握できる。
4thQ
9週 自治体の試験・研究所を見学する 試験・研究所の装置と研究内容を把握できる。
10週 班別作業1 地域との関わりを対話・討論で深めることができる。
11週 化学工学に関わる先端トピックスの聴講 最新の知識を取得できる。
12週 班別作業2 地域との関わりを対話・討論で深めることができる。
13週 企業見学 地域企業の現状を理解できる。
14週 班別作業3 地域との関わりを対話・討論で深めることができる。
15週 達成度点検
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

グループ発表と報告  0個人報告合計
総合評価割合6040100
基礎的能力201535
専門的能力201535
分野横断的能力201030