到達目標
トライボロジーの基礎となる原理を習得すると共に、関連する諸問題をトライボロジーの観点から理解できる。
教育目標:C(情報・ソフトウェア系、化学・バイオ系)、D(機械・知能系、電気・電子系、化学・バイオ系)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | トライボロジーの意義と役割、適応範囲を説明できる。 | トライボロジーの意義と役割を説明できる。 | トライボロジーの意義と役割を説明できない。 |
評価項目2 | 固体表面が関わる接触状態や構造、摩擦面温度について明確に説明できる。 | 固体表面が関わる接触状態や構造、摩擦面温度について説明できる。 | 固体表面が関わる接触状態や構造、摩擦面温度について説明できない。 |
評価項目3 | 潤滑剤や摩擦材の役割を理解し、潤滑理論について明確に説明できる。 | 潤滑剤や摩擦材の役割を理解し、潤滑理論について説明できる。 | 潤滑剤や摩擦材の役割を理解し、潤滑理論について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
摩擦、摩耗、潤滑に関する科学および技術であるトライボロジーについて、基本になる原理を中心にトライボロジーに関する知識を体系的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学を中心とするが、自学自習課題を出すので各自取り組んで確実に力を付けること。
注意点:
【事前学習】
前回の授業部分を復習しておくこと。
【評価方法・評価基準】
定期試験を70%とし、3回のレポート提出の合計を30%として100点満点で評価する。
詳細は第1回目の授業で知らせる。総合成績60点以上を単位修得とする。
自学自習をして課題を提出すること。自己学習の課題の未提出がある場合は低点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
トライボロジー概要 |
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2週 |
固体接触とヘルツの接触理論 |
固体接触とヘルツの接触理論について理解し、面圧の計算ができる。
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3週 |
固体表面の特性、乾燥摩擦 |
固体表面の特性、乾燥摩擦について理解する。
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4週 |
摩擦面温度、転がり摩擦 |
摩擦面温度、転がり摩擦について理解し、摩擦面温度の計算ができる。
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5週 |
潤滑剤 |
潤滑剤について理解する。
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6週 |
流体潤滑① |
流体潤滑について理解する。
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7週 |
流体潤滑② |
流体潤滑について理解する。
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8週 |
弾性流体潤滑① |
弾性流体潤滑について理解する。
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2ndQ |
9週 |
潤滑油の粘性とせん断特性 |
潤滑油の粘性とせん断特性について理解する。
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10週 |
弾性流体潤滑② |
弾性流体潤滑について理解する。
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11週 |
表面粗さと潤滑への影響 |
表面粗さと潤滑への影響について理解する。
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12週 |
摩擦材、トライボマテリアル |
摩擦材、トライボマテリアルについて理解する。
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13週 |
境界潤滑 |
境界潤滑について理解する。
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14週 |
摩耗 |
摩耗について理解する。
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
振り返り、まとめ |
振り返り、まとめ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |