ソフトウェア開発技法

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ソフトウェア開発技法
科目番号 0029 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創造工学専攻(専門科目) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自作スライドを使用するため、教科書は不要である。
担当教員 宇梶 郁

到達目標

・予測型ソフトウェア開発技法(ウォータフォール)について理解する。
・適応型ソフトウェア開発技法(アジャイル)について理解する。
・ソフトウェアテスト技法について理解する。
【教育目標】D, E, F

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
予測型ソフトウェア開発技法自力で説明できる他者の助けを借りて、説明できる説明できない
適応型ソフトウェア開発技法自力で説明できる他者の助けを借りて、説明できる説明できない
ソフトウェアテスト技法自力で説明できる他者の助けを借りて、説明できる説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
今日のデジタル化された社会においては、コンピュータソフトウェア(以下、ソフトウェア)が重要な役割を果たしているが、一方でそれらのソフトウェアの開発は複雑化している。その複雑化したソフトウェア開発では、しばしばプロジェクト形式で遂行され、そのプロジェクトを管理する手法と連携する形で、様々なソフトウェア開発技法が用いられる。本科目では、1週から7週までは、予測型開発技法(ウォーターフォール)を取り上げて、8週から11週までは適応型開発技法(アジャイル)を学習する。さらに12週から15週は、ソフトウェア開発におけるソフトウェア品質を高めるためのソフトウェアテスト技法について学習する。
授業の進め方・方法:
自作スライドを用いながら、講義形式で行う。
課題レポート1回を課し、成績評価は課題レポートにより行う。詳細は第1回目の授業で告知する。
注意点:
講義資料(PDF)や課題レポートの提出先として、moodleを使用する。
moodleにアクセス出来るよう、PC(OSは問わない)やタブレットなどを持参すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ウォータフォール型ソフトウェア開発とは ウォータフォール型ソフトウェア開発の概要について理解する。
2週 開発プロジェクトの目標設定 開発プロジェクトの目標設定について理解する。
3週 WBSと時間見積り WBSと時間見積りについて理解する。
4週 クリティカルパスとガントチャート スケジューリングについて理解する。
5週 計画作成 計画作成について理解する。
6週 リスク分析 リスク分析について理解する。
7週 進捗管理と変更管理 進捗管理と変更管理について理解する。
8週 アジャイル型ソフトウェア開発とは アジャイル型ソフトウェア開発の概要について理解する。
2ndQ
9週 スクラムとは スクラムについて理解する。
10週 アジャイルにおけるコミュニケーションマネジメント コミュニケーションマネジメントについて理解する。
11週 アジャイルにおける変更管理 アジャイルにおける変更管理について理解する。
12週 ソフトウェアテストとは ソフトウェアテストについて理解する。
13週 ソフトウェアテスト技法 ソフトウェアテスト技法について理解する。
14週 ソフトウェアテスト仕様 ソフトウェアテスト仕様について理解する。
15週 ソフトウェアテスト結果の管理 ソフトウェアテスト結果の管理について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000