到達目標
三角関数,確率について,基本的なことを理解し,基礎的計算力を身につけ,応用できるようにする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
三角関数 | 教科書・問題集のほとんどの問題を自力で解ける. | 教科書の問レベルの問題のほとんどが自力で解ける. | 誘導を与えても,教科書の問レベルの問題を自力で解けない. |
評価項目2
確率 | 教科書・問題集のほとんどの問題を自力で解ける. | 教科書の問レベルの問題のほとんどが自力で解ける. | 誘導を与えても,教科書の問レベルの問題を自力で解けない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3Qまで三角関数,その後は確率・データの整理について,典型的な例題を通じて理解を深める.教科書の問や練習問題,問題集を通じて,理解の定着をはかるとともに,計算力および思考力を養い,2年次以降の理数系・専門科目の学習に備える.データの利活用に必要な基本的なスキル(データの取得,可視化,分析)を学ぶ.
授業の進め方・方法:
典型的な例題を使って具体的に解説する.さらに、類題に挑戦してもらいながら理解を深める.
事前学習(予習):授業前までに,教科書の次回授業該当部分を一読しておくこと.
事後学習(復習):授業後にノートを振り返る.また理解度をチェックするため,教科書の練習問題,問題集を解いてみる.
注意点:
ポイントをメモする,計算して確かめるなど,まめに手を動かすこと.ノートは,基礎数学Aなどの他科目とは別にすること.課題が出されたときは,早めにまじめに取り組み,期限までに提出すること.分からない所は学生同士で教えあって互いに理解を深めよう.自分たちで解決できないときは放置せず,教員に質問すること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
鋭角の三角比
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三平方の定理を復習する.三角比の定義を理解する. 鋭角の三角比の値を求めることができる.
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2週 |
鋭角の三角比 |
三角関数表を利用して計算することができる. 余角の三角比を理解する.
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3週 |
鈍角の三角比 |
鈍角の三角比の値を求めることができる. 補角の三角比を理解する.
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4週 |
三角比の相互関係 |
三角比の相互関係を理解する.
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5週 |
三角形への応用 |
正弦定理を用いることができる.
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6週 |
三角形への応用 |
余弦定理を用いることができる.
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7週 |
三角形への応用 |
三角形の面積を計算することができる.
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8週 |
中間試験
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2ndQ |
9週 |
一般角と三角関数 |
一般角を理解し,三角関数の値を求めることができる.
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10週 |
弧度法
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60分法と弧度法の間の換算ができ,三角関数の値を求めることができる.扇形の弧長や面積が計算できる.
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11週 |
三角関数の性質
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三角関数の相互関係を応用できる.
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12週 |
三角関数の性質 |
相互関係以外の三角関数の性質を理解する.
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13週 |
三角関数のグラフ |
三角関数のグラフを描き,平行移動することができる.
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14週 |
グラフの拡大と縮小 |
三角関数のグラフを拡大・縮小することができる.
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15週 |
三角関数の方程式と不等式 |
三角関数を含む方程式・不等式が解ける.
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16週 |
期末試験・試験返却 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
加法定理 |
加法定理を理解し,応用できる.
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2週 |
2倍角の公式 |
2倍角の公式を理解し,応用できる.
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3週 |
半角の公式
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半角の公式を理解し,応用できる.
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4週 |
半角の公式 |
半角の公式を理解し,応用できる.
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5週 |
積を和・差に直す公式,和・差を積に直す公式 |
積を和・差に直す公式,和・差を積に直す公式を理解し,応用できる.
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6週 |
三角関数の合成 |
三角関数の合成を理解する.
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7週 |
三角関数の合成 |
三角関数の合成を応用できる.
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8週 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
確率の定義 |
確率の定義を理解し,必要ならば場合の数の公式を用いて計算することができる.
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10週 |
確率の基本性質 |
積事象,和事象,余事象,排反事象を理解し,確率の加法定理を用いて計算することができる.
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11週 |
期待値 |
期待値の意味を理解し,計算することができる.
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12週 |
条件付き確率と乗法定理 |
条件付き確率を理解する. 乗法定理を用いた確率の計算ができる.
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13週 |
事象の独立,反復試行
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事象が独立かどうか判定することができる. 反復試行の確率を計算することができる.
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14週 |
1次元のデータの整理 |
1次元のデータの度数分布表やヒストグラムを作ることができる.代表値や散布度を計算することができる.
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15週 |
2次元のデータの整理 |
2次元のデータの散布図を作成し,相関係数や回帰直線の方程式を計算することができる.
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16週 |
期末試験・試験返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 角を弧度法で表現することができる。 | 3 | 前10 |
鋭角の三角比及び一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前9 |
三角関数の性質及びグラフを理解し、三角関数を含む方程式・不等式を解くことができる。 | 3 | 前4,前11,前12,前13,前14,前15 |
加法定理を利用できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
確率の加法定理、排反事象、余事象について理解し、確率の計算ができる。 | 3 | 後9,後10 |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象について理解し、確率の計算ができる。 | 3 | 後12,後13 |
一次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | 後14 |
二次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | 後15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 小テスト・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |