総合科目A  [学びの「型」(仙台高専モデル)実践・習得・共有・展開]

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合科目A  [学びの「型」(仙台高専モデル)実践・習得・共有・展開]
科目番号 0012 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 適宜 資料配布
担当教員 矢入 聡,栁生 穂高,宮﨑 義久,鈴木 知真,若生 一広

到達目標

1) 学生自身にとって、学習意欲向上をもたらす要因は何か? を説明できる。
2) 1)をふまえ、仙台高専学生にとって効果的な「学習に対する動機付け方法」「自学自習 習慣化方法」について、教員からの助言・提示をふまえながら学生自ら考え、実践し、議論し、改善できる。
3) 改善案を実践することでその効果を検証し、自身に最も適した自学自習モデルを習得するとともに、他の学生に紹介して、共有・展開できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
学習の動機付け自身における学習の動機付けとその意義を他の学生に共有・展開できる。自身における学習の動機付けと意義が説明できる。学習に対する動機付けの意義が説明できない。
自学自習の「型」「方法」自分に適した自学自習の「型」「方法」を他の学生に共有・展開できる。自分に適した自学自習の「型」「方法」を説明できる。自分に適した自学自習の「型」「方法」を説明できない。
PDCA/OODAサイクル実践PDCA/OODAサイクルに基づき、自分に適した動機付け・自学自習を改善できる。PDCA/OODAサイクルに基づき、自分に適した動機付け・自学自習を実践できる。PDCA/OODAサイクルに基づき、自分に適した動機付け・自学自習を実践できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習の動機づけといった学習の「型」「方法」を学ぶ。その上でプロジェクト活動を通した改善を行い、個人に適した自学自習の習慣化を目指す。
【身につけてもらいたい能力】
学習の動機付け、自身に適した自学自習方法明確化・習慣化、PDCA/OODAサイクル実践
授業の進め方・方法:
本授業はPBL形式で取り組む。必要に応じて適宜資料を配布する。アンケート(自己評価シート)に記入する。ポートフォリオを作成する。客観的評価として、到達度テストを用いて分析する。
予習:次週の授業内容について、担当教員からの指示や配布資料をふまえ、事前に取り組み、整理すること。
復習:授業で学んだ内容について振り返り、整理して理解を深めること。
注意点:
自身のこれまでの自学自習方法について振り返り、整理しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス。現状確認。 授業方針、到達目標を説明できる。
自身がモチベーションを感じる項目、行動は何かを説明できる。
2週 到達度テスト(1回目)。 到達度テストを受験する。
3週 到達度テスト(1回目)返却。振り返り。 到達度テスト結果を確認し、自身の理解度について説明できる。
4週 教員から自学自習「型」「方法」例の提示。ディスカッション。
提示以外の「型」「方法」検討。取り組む「型」「方法」選択。
自学自習の「型」「方法」例について説明できる。自身が取り組む「型」「方法」を選択、決定できる。
5週 実践①
自身が取り組む「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
6週 実践② 自身が取り組む「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
7週 実践③ 自身が取り組む「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
8週 状況確認、振り返り、再検討。 実践結果について振り返り、改善もしくは代替方法を提案できる。
4thQ
9週 実践④ 改善、もしくは切り替えた「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
10週 実践⑤ 改善、もしくは切り替えた「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
11週 実践⑥ 改善、もしくは切り替えた「型」「方法」に沿って自学自習を実践できる。
12週 到達度テスト(2回目)。 到達度テストを受験する。
13週 到達度テスト(2回目)返却。振り返り。 到達度テスト結果を確認し、実践した「型」「方法」による理解度の変化を説明できる。
14週 結果報告会① 自分に最適な動機付け・自学自習モデルを報告・共有・展開できる。
15週 結果報告会② 自分に最適な動機付け・自学自習モデルを報告・共有・展開できる。
16週 ポートフォリオ完成 これまでの授業をふまえ、ポートフォリオを作成、完成できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力00001000100