相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付け、自分や身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力を養う。
概要:
英文の正確な読解を行い、あわせて音読・聴解などの音声面も学習します。既習の文法知識を活用して英文を読み、正確に理解できる力を養います。語彙力増強を授業の中心テーマとします。
授業の進め方・方法:
文法事項は主に英語IBで扱うので、その知識を応用しながら読解を中心に行う。自分で出来るようになることが大切なので授業に積極的に参加すること。教科書本文に関しては、1回に進む量は多くないので、新出単語の下調べは辞書で行なっておくこと。復習としては教科書本文の音読を1日10回を目安に(5分程度で充分収まるはずです)行っておくこと。また、毎回基本短文の復元小テストと、口頭での語彙テストを行います。小テストについては事前に準備しておいてください。語彙テストについては授業時間に数分の記憶時間を設けてから実施します。いずれも定期テストで繰り返し出題するので、授業ごとに復習し、定期テストの前にも反復してください。
注意点:
小テストの間違いは、次の試験までに練習して覚えておくこと。学習が滞っている学生については、原則毎日放課後、Forest付録暗唱文例集の音読及び書き写し、COCET 2600を使用しての語彙力増強の作業を実施します。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 1 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 1 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 1 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 2 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 2 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 2 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 2 | |