英語ⅡA

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語ⅡA
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Grove English Communication II / COCET 2600
担当教員 窪田 眞治

到達目標

相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付け、自分や身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書本文の冒頭を与えられれば、淀みなく続きを言える。教科書を見ながら、滑らかに音読できる。口慣らしの段階が終わっていない。
評価項目2教科書本文の背景についての情報、語学上の新出事項について、ある程度自力で下調べできる。教科書本文の背景についての情報、語学上の新出事項について、授業で調べ方を推測できるようになる。教科書本文について、部分的にも下調べができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文の正確な読解を行い、あわせて音読・聴解などの音声面も学習します。既習の文法知識を活用して英文を読み、正確に理解できる力を養います。語彙力増強を授業の中心テーマとします。
授業の進め方・方法:
文法事項は主に英語IBで扱うので、その知識を応用しながら読解を中心に行う。自分で出来るようになることが大切なので授業に積極的に参加すること。教科書本文に関しては、1回に進む量は多くないので、新出単語の下調べは辞書で行なっておくこと。復習としては教科書本文の音読を1日10回を目安に(5分程度で充分収まるはずです)行っておくこと。また、毎回基本短文の復元小テストと、口頭での語彙テストを行います。小テストについては事前に準備しておいてください。語彙テストについては授業時間に数分の記憶時間を設けてから実施します。いずれも定期テストで繰り返し出題するので、授業ごとに復習し、定期テストの前にも反復してください。
注意点:
小テストの間違いは、次の試験までに練習して覚えておくこと。学習が滞っている学生については、原則毎日放課後、Forest付録暗唱文例集の音読及び書き写し、COCET 2600を使用しての語彙力増強の作業を実施します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Hello Hollywood! by Yuki Matsuzaki
日本人が英語圏で英語でお仕事をしている経験から、学ぼう。
1〜3文型を復習しよう。
2週
SVC(=that節)の副文章を意のままに扱えるようになろう。
3週 4〜5文型を復習しよう。
4週 Asian culture and life タイの民俗についての英語表現を学ぶ。
進行形の復習。
5週 ミャンマーの日常について読む。
完了時制の復習。
6週 カンボジアの自然史について学ぶ。
完了進行形についての復習。
7週 総復習+中間試験 これまでの学習内容を総復習する。
8週 A Penguin Called Happy Feet 助動詞の復習。
2ndQ
9週 助動詞+完了形の復習。
10週 受け身表現の復習。
11週 The Spirit is in my body 障害者スポーツの視点を知ろう。
比較表現の復習。
12週 SVOO(=that節)
13週 SVOO(=疑問詞節)
14週 Guerrilla Gardening
助動詞を含む受け身表現。
15週 期末試験
16週 答案返却と授業の継続 完了形の受け身表現。
後期
3rdQ
1週 4〜5文型における受け身表現。
2週 Iceland to不定詞
3週 形式主語とto不定詞
4週 動名詞の復習。
5週 主語の状態、気持ちを表す形容詞+that節。
6週 Which jam would you like? 関係代名詞の復習。
7週 SVOC(=現在分詞)
8週 総復習+中間試験
4thQ
9週 分詞の形容詞的用法。
10週 前置詞+関係代名詞。
11週 Paper buildings 建築家坂茂による紙素材の建築。
分詞構文の復習。
12週 知覚動詞とtoのない不定詞。
13週 理由や時を表す分詞構文。
14週 関係代名詞の継続用法。
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1
英語の発音記号を見て、発音できる。1
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000