英語BⅡ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語BⅡ
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 DUAL SCOPE 総合英語 数研出版
担当教員 佐藤 和彦

到達目標


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11. 基礎的な英文の構造を正しく理解し、解釈することができる。1. 基礎的な英文の構造をほぼ理解することができる。1. 基礎的な英文の構造を理解することができない。
評価項目22. 積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを図ろうとすることができる。2. 積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを図ろうとすることがほぼできる。2. 積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを図ろうとすることができない。
評価項目33. 聞いたり読んだりして,情報や考えなどを的確に理解することができる。3. 聞いたり読んだりして,情報や考えなどをおおよそ理解することができる。3. 聞いたり読んだりして,情報や考えなどを的確に理解することができない。
評価項目44. 書いたり話したりして,情報や考えなどを適切に伝えることができる。4. 書いたり話したりして,情報や考えなどをおおよそ伝えることができる。4. 書いたり話したりして,情報や考えなどを適切に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的な英文の構造を正しく把握する。基本英文法について学んだスキルを読解や発話の場面で正しく運用できるようになる。
授業の進め方・方法:
英文の構造を理解するために演習形式の授業を行う。予習用動画資料として毎回の授業のコアを説明したビデオを作成し、仙台高専のLMS (Blackboard Learn+)の2学年用コーナーに掲載するので事前に必ず視聴すること。「理工系学生のための必修英単語COCET 2600」に基づいて毎回の授業の冒頭で小テストを行う。
注意点:
教室での対面授業の前に予習用動画資料を視聴して概要を把握しておくこと。授業ではMentimeterやFlipgrid, Quizlet Liveを頻繁に使用するので、スマートフォンかタブレットが必須である。ペアワークやグループワークの演習では特に積極的な取り組みが望まれる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション Lesson 9 不定詞(1) までの総復習 英語B2の学習の進め方を理解する。前年度にLesson 9までで学んだ基本文法を総復習する。
2週 Lesson 10 不定詞 (2a) 不定詞の否定形、不定詞の意味上の主語について理解する。
3週 Lesson 10 不定詞 (2b)
原形不定詞の用法(使役動詞、知覚動詞)について理解する。
4週 Lesson 11 不定詞 (3a)
不定詞が表す「時」:完了不定詞について理解する。
5週 Lesson 11 不定詞 (3b)
Sleep in Animals
不定詞の受動態と進行形について理解する。
6週 Lesson 12 動名詞 (1a)、Lesson 10から12までのまとめ
動名詞の基本的用法、意味上の主語について理解する。Lesson 10から12で学んだ学習内容を総復習する。
7週 前期中間試験 (前期中間試験)
8週 答案返却、要点解説、Lesson 12 動名詞 (1b)
前期中間試験の問題を元に要点を復習する。動名詞の表す「時」完了動名詞について理解する。
2ndQ
9週 Lesson 13 動名詞 (2a)
動名詞の「受動態」について理解する。
10週 Lesson 13 動名詞 (2b)
目的語として動名詞または不定詞をとる動詞、どちらも目的語とする動詞、動名詞か不定詞かによって意味が大きく異なる動詞、について理解する。
11週 Lesson 14 分詞 (1a)
分詞の形容詞的用法について理解する。
12週 Lesson 14 分詞 (1b)
分詞が補語になる用法(叙述用法)について理解する。
13週 Lesson 15 分詞 (2a)
分詞構文の4つの基本用法について理解する。
14週 Lesson 15 分詞 (2b)、前期の総復習 分詞構文の様々な形、完了形の分詞構文について理解する。Lesson 12から15で学んだ学習項目を総復習する。
15週 前期期末試験 (前期期末試験)
16週 答案返却、要点解説、Lesson 16 比較 (1a) 前期期末試験の問題を元に要点を総復習する。形容詞・副詞の規則変化と不規則変化について理解する。
後期
3rdQ
1週 Lesson 16 比較 (1b) 原級を用いた比較表現、比較級を用いた慣用表現について理解する。
2週 Lesson 17 比較 (2a)
最上級を用いた様々な比較表現について理解する。
3週 Lesson 17 比較 (2b)
最上級の内容を表す原級・比較級について理解する。
4週 Lesson 18 関係詞 (1a)
関係代名詞の基本について理解する。
5週 Lesson 18 関係詞 (1b)
関係代名詞のthat/whichの共通点と相違点について理解する。
6週 Lesson 19 関係詞 (2a)
前置詞+関係代名詞、先行詞を含む関係代名詞について理解する。
7週 Lesson 19 関係詞 (2b)、Lesson 16から19までのまとめ
関係代名詞の制限用法・非制限用法について理解する。Lesson 16から19で学んだ学習内容を総復習する。
8週 後期中間試験 (後期中間試験)
4thQ
9週 答案返却、要点解説、Lesson 20 関係詞 (3a) 後期中間試験の問題を元に要点を復習する。関係副詞の基本を理解する。
10週 Lesson 20 関係詞 (3b)
関係副詞の制限用法・非制限用法について理解する。
11週 Lesson 21 仮定法 (1a)
仮定法と条件法の違いを理解する。仮定法過去について理解する。
12週 Lesson 21 仮定法 (1b)
仮定法過去完了について理解する。
13週 Lesson 22 仮定法 (2)
仮定法の慣用表現、ifのない仮定表現、未来を仮定する表現について理解する。
14週 Lesson 23 話法、後期の総復習
日英の話法の転換の違いについて理解する。Lesson 16から23で学んだ学習項目を総復習する。
15週 後期期末試験 (後期期末試験)
16週 答案返却、要点解説 後期期末試験の問題を元に要点を復習する。1年次から学んだ英語B1・2について総復習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1後12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1後12
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1後12
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702000100100
基礎的能力702000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000