国語表現

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 国語表現
科目番号 0021 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『日本語表記ルールブック』日本エディタースクール(同出版部)
担当教員 千葉 幸一郎

到達目標

日常社会で使用される言葉を始めとして広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できるようになる。またそれらを用いて、社会的コミュニケーションとして実践できるようになる。さらに日本語で情報を収集・取捨選択・構成する能力や論理的かつ多角的な理解力および柔軟な発想力や思考力、豊かで効果的なコミュニケーション能力や主体的な表現意欲を養うことができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語習得に意欲的に取り組み、その意味や用法を正しく理解することができる。日本語習得には取り組み、意味や用法も大体において理解できる。日本語習得にあまり熱心でなく、意味や用法についても十分には理解できない。
評価項目2習得した日本語の意味や用法を様々に使いこなし、社会的コミュニケーションを効果的に実践できる。習得した日本語の意味や用法をできるだけ活用しながら、社会的コミュニケーションが取れる。習得した日本語の意味や用法を活用できず、社会的コミュニケーションが取れない。
評価項目3日本語で情報を収集・取捨選択・構成する能力や論理的な理解力、および柔軟な発想力や思考力、効果的なコミュニケーション能力や主体的な表現意欲を養うことができる。日本語で情報を収集・取捨選択・構成する能力を持てるようになり、効果的なコミュニケーション能力や主体的な表現意欲の重要性を理解できる。日本語で情報を収集・取捨選択・構成する能力を身につけることができず、効果的なコミュニケーション能力や主体的な表現意欲の重要性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代日本語における仮名遣い・送りがな・常用漢字・句読点・表記符号・ことわざや慣用句・同音同訓異義語・対義語や類義語・待遇表現等の基礎知識を習得し、それらを活用しながら日本語で効果的に書いたり話したりするための技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
ひとつ一つの単元において、スキルアップのための講義と理解度を確認する演習を繰り返して進める
注意点:
必ず予習をして授業に臨むこと。テキストと国語辞書は絶対に忘れないこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プレゼンテーションについて
2週 プレゼンテーション資料作成
3週 プレゼンテーション(1)
4週 プレゼンテーション(2)
5週 プレゼンテーション(3)
6週 プレゼンテーション(4)
7週 プレゼンテーション(5)
8週 プレゼンテーション(6)
4thQ
9週 プレゼンテーション(7)
10週 プレゼンテーション(8)
11週 プレゼンテーション(9)
12週 国語基礎力強化ワーク
1 仮名遣いの決まり
2 送り仮名の付け方
チャレンジテスト⑥
13週 国語基礎力強化ワーク
3 気をつけたい同音異義語
4 異字同訓の使い分け
5 間違えやすい漢字
14週 国語基礎力強化ワーク
チャレンジテスト⑦
6 よく使われる四字熟語
7 覚えておきたい慣用句
15週 国語基礎力強化ワーク
チャレンジテスト⑧
8 敬語の分類と使い分け
チャレンジテスト⑨
16週 後期期末試験答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験発表その他合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100