到達目標
短い文章の音読の反復で、文章のリズム、文法構造、表現力を身につける。冠詞の格変化、人 称代名詞の格変化、規則変化 動詞の現在人称変化は 100% 記憶する。形容詞の格変化語尾屈折 は、法則の理解は求めるが、屈折そのものの記憶は求めない。また欧州社会に対する理解を深 め、日本の社会との違い、日本の社会の特徴にも目を向ける。語学学習における情報カードの 利用法を知る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 冠詞の格変化を銘記し、使う事が出来る | 冠詞の格変化を、ヒントがあれば言える | ヒントを与えられて
も冠詞の格変化を言
えない |
評価項目2 | 人称代名詞の格変化をヒント無しで完全に覚えている | 人称代名詞の格変化を、ヒントをもらって言う事が出来る | 人称代名詞を把握し
ていない |
評価項目3 | 規則変化動詞の現在人称変化、主な不規則変化動詞の現在人称変化を言える | 規則変化動詞の現在人称変化を言える | 規則変化動詞の現在
人称変化を言えない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
英文法の既習の知識を基盤に、ドイツ語の初級文法を身につける。受動態、関係文、接続法に ついては5年生での学習とする。初級文法の修得の後、5年生では初歩ないし中級程度の報道 文、また簡単な短い文学作品を読めるようになり、同時に西欧社会における社会関係、日本に おける社会関係の差異に着目出来るようにする。
授業の進め方・方法:
文法項目の順序に従って授業を進めるが、未習の文法事項も教科書の例文に出てきた場合は先 取りして解説する。その時の主たるテーマではない文法項目も繰り返し扱う事によって後々文 法構造の全体像を立体的に把握出来るようになるからである。毎回の授業につき、授業の最後 に20人ずつ、前もって予告した内容の口頭暗唱試験を実施する。出来なければ出来るようにな るまで毎回の授業で繰り返す。
参考書:中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧著:改訂版 必携ドイツ文法総まとめ.白水社
注意点:
短期記憶が長期記憶になるのに約1時間かかることの意味を理解する。語学はスピードが重要 で、相手が喋った単語の意味を1秒後に思い出すのでは遅い事、同じ情報が約24時間の間スム ーズに神経細胞を流れるため、24時間後に復習するのが反応時間を短縮していくのに重要であ る事を理解し、家庭学習に生かす事が大切です。 初級文法の段階では、予習は求めません。復習をしっかりやること。 口頭での暗唱試験は1回2点満点とし、滞り無く言えれば2点、滞ったり、教員のヒント、手 助けがあって出来た場合1点、ヒントがあっても出来なかった場合は0点。なお、口頭試験の 結果に納得出来ない場合は何度でもやり直しを認めます。
中間試験1回、期末試験1回を授業時間内に実施し、2回合計で50%、口頭での暗唱試験、小 テスト等で35%、レポートで15%を配分し、合計60%以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、ドイツ語の アルファベット、人称代名詞 の1格 |
英語にない文字7個を覚え、それが綴りの中で使用されたとき の発音が出来るようになる。
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2週 |
平叙文の語順、 規則変化動詞 lernenの現在人 称変化、名詞の 性 |
主文の平叙文では、文頭から2番目のブロックに定形動詞を置 くことを記憶する。規則変化動詞直説法の現在人称変化が、過 去人称変化や接続法の人称変化の基礎になることを理解し、規 則変化のパターンを暗唱出来るようになる。男性名詞、女性名 詞、中性名詞があることを理解できるようになる。
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3週 |
fahren、gehen, heißen |
日常で頻出する基本的な不規則変化動詞の現在人称変化のパタ ーンを理解し、不規則パターンの基本となる a→ä型のfahren、 e→i型のgehen等の現在人称変化を記憶し、暗唱出来るように なる。
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4週 |
主な疑問代名詞、疑問副詞 |
決定疑問文の語順と、疑問詞を用いる疑問文の語順を覚え、簡単な疑問文が作れるようになる。基本的な疑問代名詞と疑問副 詞を覚え、適切に使えるようになる。
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5週 |
名詞の格変化 |
英語の名詞の格変化や複数形の作り方とドイツ語を比較しながら、名詞の格変化の主なパターンを理解出来るようになる。
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6週 |
名詞の格変化の辞書表記、冠詞 と名詞の関係 |
名詞の格変化に連動させて定冠詞、不定冠詞の格変化を知り、暗唱出来るようになる。
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7週 |
essen現在人称 変化、不定代名 詞man |
heißenの現在人称変化を思い出しながらessenの現在人称変化 の特徴を理解し、暗唱出来るようになる。不定代名詞manは人 称代名詞で反復すると何を指しているか定まってしまうがゆえ に、manはmanのまま反復することを理解出来るようになる。
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8週 |
sein, haben, werdenの現在人称変化 |
基本不規則変化動詞sein, haben, werdenの意義を知り、現在人 称変化を暗唱できるようなる。
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2ndQ |
9週 |
人称代名詞格変化、2格支配の 前置詞 |
人称代名詞の格変化を暗唱出来るようになる。前置詞の機能が理解出来るようになる。
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10週 |
3格支配の前置詞 |
前置詞の格支配の概念を理解し、実際の前置詞使用においては前置詞の格支配の正しさよりは適切な前置詞を選び取ることのほうが重要であることを理解出来るようになる。
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11週 |
4格支配の前置詞 |
前置詞の格支配の概念を理解し、実際の前置詞使用においては前置詞の格支配の正しさよりは適切な前置詞を選び取ることのほうが重要であることを理解出来るようになる。
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12週 |
3・4格支配の前置詞 |
前置詞の格支配の概念を理解し、実際の前置詞使用においては前置詞の格支配の正しさよりは適切な前置詞を選び取ることのほうが重要であることを理解出来るようになる。
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13週 |
不定冠詞類(所有冠詞・否定冠詞) |
不定冠詞の格変化パターンの応用の仕方を理解し、所有冠詞と人称代名詞の2格の違い、特に使用上の違いが理解出来るようになる。
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14週 |
定冠詞類の格変化 (dieser, jener, welcher, jeder) |
ドイツ語の格変化語尾屈折の母音字はeのみであることを知 り、それゆえ定冠詞類の格変化パターンが定冠詞そのものと少 し異なることを理解出来るようになる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |