概要:
1、2学年での国語学習をふまえながら、文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについての考えを深め広げることができ、より高度な「読む・聞く・話す・書く」国語力を総合的に養う。
授業の進め方・方法:
所定のテキストに従い授業をおこなう。現代語の語句や熟語を事前に調べた上で、問題集なども用いながらテキストの文章を正確に読み取り論点を明らかにし、さらにペアワークなどによってより理解を深めていくようにする。
・事前学習(予習):毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと。
・事後学習(復習):毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
授業の前にテキストを一読し、分からない語句等があれば事前に調べ、演習問題は事前に考えておいてほしい。
成績評価は、定期試験での成績80%、その他20%とする。毎時小テストをおこない、平常の取組点として算出する材料としていくとともに、その小テスト受験を出席確認のすべとする。
なお、文学テキストの読み込みや百人一首関連のレポート、また履歴書や志望動機レポート等を、長期休暇中の課題にする場合がある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス/『ちくま科学評論選』プロローグ |
学習目標や方法・評価などについて理解できるようになる。 筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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2週 |
『ちくま科学評論選』第八章 科学の現在① 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
語句に注意しながら文章全体の構成を理解し、大意をつかみ、各段落のつながりや展開を理解できるようになる。 段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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3週 |
『ちくま科学評論選』第八章 科学の現在② 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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4週 |
『ちくま科学評論選』第八章 科学の現在③ 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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5週 |
『ちくま科学評論選』第一章 科学の方法① 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
語句に注意しながら文章全体の構成を理解し、大意をつかみ、各段落のつながりや展開を理解できるようになる。 段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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6週 |
『ちくま科学評論選』第一章 科学の方法② 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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7週 |
『ちくま科学評論選』第一章 科学の方法③ 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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8週 |
前期中間試験 |
試験受験をとおしてこれまでの学習をふりかえり、体得した読解スキル等を確認する。
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2ndQ |
9週 |
『文学国語セレクション』文学評論詳解① 「文学の未来」 |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テキストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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10週 |
『文学国語セレクション』文学評論詳解② 「文学の未来」 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。 正確な解釈のもとテキスト世界全体を鑑賞し、読後の感想をまとめることができる。
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11週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解① 「山月記」その1 |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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12週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解② 「山月記」その2 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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13週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解③ 「山月記」その3 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。 正確な解釈のもとテキスト世界全体を鑑賞し、読後の感想をまとめることができる。
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14週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解④ 「こころ」その1 |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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15週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解⑤ 「こころ」その2 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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16週 |
前期期末試験 |
試験受験をとおしてこれまでの学習をふりかえり、体得した読解スキル等を確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト詳解⑧ 「こころ」まとめ |
正確な解釈のもとテクスト世界全体を鑑賞し、読後の感想をまとめることができる。
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2週 |
『ちくま科学評論選』第二章 生命の根源へ① 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
語句に注意しながら文章全体の構成を理解し、大意をつかみ、各段落のつながりや展開を理解できるようになる。 段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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3週 |
『ちくま科学評論選』第二章 生命の根源へ② 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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4週 |
『ちくま科学評論選』第二章 生命の根源へ③ 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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5週 |
『ちくま科学評論選』第七章 AIは人間を超えるか① 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
語句に注意しながら文章全体の構成を理解し、大意をつかみ、各段落のつながりや展開を理解できるようになる。 段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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6週 |
『ちくま科学評論選』第七章 AIは人間を超えるか② 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
段落ごとに文脈に沿った言葉の意味を理解し、文意を正しく捉えることができるようになる。
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7週 |
『ちくま科学評論選』第七章 AIは人間を超えるか③ 論の展開に注意して、論旨を把握する。 |
筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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8週 |
後期中間試験 |
試験受験をとおしてこれまでの学習をふりかえり、体得した読解スキル等を確認する。
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4thQ |
9週 |
『文学国語セレクション』文学評論読解③ 「演技する「私」」 |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テキストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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10週 |
『文学国語セレクション』文学評論読解④ 「演技する「私」」 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。 筆者の主張を簡潔にまとめ、それに対する自分なりの意見を的確に表現することができる。
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11週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト読解⑥ 「あの朝」 |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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12週 |
『文学国語セレクション』文学テクスト読解⑦ 「あの朝」 |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。 正確な解釈のもとテキスト世界全体を鑑賞し、読後の感想をまとめることができる。
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13週 |
文学テクスト読解⑧ (テクストはアンケートの結果により決定。) |
テクストの概略を理解し、読解にあたって重要な語句等への目配りをするなど、本格読解にむけた準備を整えることができる。 テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。
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14週 |
文学テクスト読解⑨ (テクストはアンケートの結果により決定。) |
テクストの表現を丹念に読み込みながら内容を味読することができる。 正確な解釈のもとテキスト世界全体を鑑賞し、読後の感想をまとめることができる。
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15週 |
文学テクスト読解のまとめ |
授業で扱ったテクストをふりかえり、文学教材がになってきた役割について考えることができる。
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16週 |
後期期末試験 |
試験受験をとおしてこれまでの学習をふりかえり、体得した読解スキル等を確認する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |