総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 松柏社:TOEIC L&Rテスト文法項目別トレーニング /桐原書店:アトラス総合英語
担当教員 窪田 眞治

到達目標

1. 1~3年生で学習してきた語彙・文法を定着させ、学術英語の基礎を習得する。
2. TOEICの問題形式に慣れる。
3. TOEICのリスニングセクションの音源を、実際の試験を想定しつつも、反復して聴き、聞き取り自体に慣れていく。
4. TOEICのリーディングセクションにおいて、出題頻度の高い語彙に着目しながら記憶していく。
5. e-learningを通して,英語の自主学習の習慣を身につける。 "

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文を読んで概要を把握し、紛らわしい選択肢が含まれていても、適切な言い換えを選択したり、適切な受け答えになる選択肢を選ぶことができる。英文を読んで概要を把握し標準的な選択肢群の中からであれば、適切な言い換えを選択したり、適切な受け答えになる選択肢を選ぶことができる。英文を読んで概要を把握し標準的な選択肢群の中からであっても、適切な言い換えを選択したり、適切な受け答えになる選択肢を選ぶことができない。
評価項目2まとまった文章を読み上げた音源の中から、複数の数値表現を適切に聞き取り、短期記憶に留め、必要に応じてそれを加減乗除し、設問に適切に答えることができる。まとまった文章を読み上げた音源の中から、複数の数値表現の中からターゲットを絞り、短期記憶に留め、完等できなくても、最低ひとつは正しい数値を答えることができる。まとまった文章を読み上げた音源の中から、複数の数値表現の中からターゲットを絞り、短期記憶に留め、最低ひとつの正しい数値も導き出すことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語の運用能力をつけることを目標として、英語の速読、速聴ができるようになること、とりわけ短期記憶に留めにくい数値の取り扱いに習熟できるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
毎回アトラス総合英語の基本文例を用いた口頭試験を実施する。事前学習として、授業で学ぶ内容について整理しておくこと。特にリスニング問題の音源は、個々の実情に応じて、授業前、授業後のどちらかで反復して聴いておくこと。
注意点:
TOEICテストなどで、初めての音源を適切に聞き取り、処理する力は、教材の音源、つまり同じ音源を繰り返し聴き、その上で語学的な分析をし、記憶が必要であることがわかった表現を音声面、綴り字の両面から学習することによって達成していくことが求められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
遠隔併用

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 品詞

英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
2週 時制 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
3週 受動態 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
4週 不定詞・動名詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
5週 分詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
6週 前置詞・接続詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
7週 中間試験
8週 関係詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
4thQ
9週 仮定法 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
10週 仮定法 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
11週 語彙問題1 形容詞・副詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
12週 イディオム問題1 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
13週 語彙問題2 動詞・名詞 英文を読んだり聞いたりして概要を把握することができる。
14週 イディオム問題2 英文を読み、自分の考えをまとめて発表することができる。
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の復習
学んだ内容を振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000