総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「身近な科学の世界」石井隆之他著(成美堂)
担当教員 飯田 清志

到達目標

1.英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、正確な英文を書くことができる。2.中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で音読できる。3.科学的な事象の記述に多様されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りができる。4.科学的な事象の記述に多用される以下の表現を使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。(a). 態(能動態・受動態)の考え方を理解し、文脈に応じて正しい主語と適切な態で英文を書くことができる。(b). 英語の時制について、書き手の意識を理解することができる。また、適切な時制を使って英文を書くことができる。(c). 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)の性質を理解し、英文の構成要素として正しく使うことができる。(d). 関係詞の用法を理解し、理数系の文脈で正しく使うことができる。(e). 無生物を主語とした動作動詞を使った英文や、一般英語の学習内容を超える冠詞や前置詞の用法を使って、理工系の文脈にふさわしい英文を書くことができる。5.中学レベルの理解と数学の内容について、簡潔で自然な英語を使って、口頭で内容を伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、綴りや文法に誤りのない正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、おおむね正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断できない。また、綴りや文法事項に誤りのない英文を書くことができない。
評価項目2中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り、発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を、おおむね正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、おおむね自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができない。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で発音できない。
評価項目3科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りができる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造をおおむね正確に分析し、トピックを中心とする情報の読み取りができる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造の分析ができず、トピックを中心とする情報の読み取りができない。
評価項目4科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現をおおむね正しく使って、簡潔で明確な英文を書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使うことができず、簡潔で明確な英文で書くことができない。
評価項目5中学レベルの理科と数学の内容について、簡潔で自然な英語を使って、口頭で内容を伝えることができる。中学レベルの理科と数学に内容について、英語を使って、口頭で内容をおおむね伝えることができる。中学レベルの理科と数学の内容について、英語を使って口頭でないようを伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。中学校での既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、新たに学ぶ英語の基礎を確立することを主たる目標とする。本授業を通して新しい科学の知識を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事実を比較的平易な英語を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は、学習者によってきちんと予習がなされていることを前提に進める。授業中、英文の意味や英文の内容に関する設問について質問する。ユニット終了後、小テストを行う。
注意点:
テキストは、既習・既知の科学的事実を平易な英文で丁寧にまとめたものであり、1ユニット毎の語数は比較的少ない。ユニット毎に文法事項がピックアップされているので、予習は容易であろう。専門用語がやや多く見えるが、その用語さえ予習すれば文法的に戸惑うことはさほどないだろう。十分に予習したうえで授業に臨み、疑問点はすぐに質問し、早めに復習して知識を定着させる、という学習サイクルを早く身につけることである。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Unit 12 Voice Recognition Sounds Great for Security 認証に関する英文を正確に読むことができる。強調構文の基礎を理解する。
2週 Unit 12 Voice Recognition Sounds Great for Security 認証に関する英文を正確に読むことができる。強調構文の基礎を理解する。
3週 Unit 1 Is Red a Stimulating Color? 色彩に関する英文を正確に読むことができる。動詞の基礎を理解する。
4週 Unit 1 Is Red a Stimulating Color? 色彩に関する英文を正確に読むことができる。動詞の基礎を理解する。
5週 Unit 2 Why Are Giant Pandas Black and White? 体温調節に関する英文を正確に読むことができる。前置詞の基礎を理解する。
6週 Unit 2 Why Are Giant Pandas Black and White? 体温調節に関する英文を正確に読むことができる。前置詞の基礎を理解する。
7週 Unit 3 Secrets of Primates' Forward-facing Eyes 霊長類に関する英文を正確に読むことができる。冠詞の基礎を理解する。
8週 Unit 3 Secrets of Primates' Forward-facing Eyes 霊長類に関する英文を正確に読むことができる。冠詞の基礎を理解する。
4thQ
9週 Unit 4 Why Are Eggs Oval? 卵の形状に関する英文を正確に読むことができる。関係詞の基礎を理解する。
10週 Unit 4 Why Are Eggs Oval? 卵の形状に関する英文を正確に読むことができる。関係詞の基礎を理解する。

11週 Unit 5 Can Eyesight Be Improved While We Sleep? 視力に関する英文を正確に読むことができる。接続詞の基礎を理解する。

12週 Unit 5 Can Eyesight Be Improved While We Sleep 視力に関する英文を正確に読むことができる。接続詞の基礎を理解する。

13週 Unit 6 Excessive Intake of Vitamin C Leads to Diarrhea ビタミンに関する英文を正確に読むことができる。副詞の基礎を理解する。
14週 Unit 6 Excessive Intake of Vitamin C Leads to Diarrhea ビタミンに関する英文を正確に読むことができる。副詞の基礎を理解する。
15週 期末試験
16週 答案返却、要点解説 これまでの学習内容を総復習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力700000070
専門的能力300000030
分野横断的能力0000000