建築系を学ぶ、あるいは建築系の仕事に携わる際に必要とされる語彙や表現などに焦点をあて、インプット・アウトプットをバランス良く取り入れた学習活動を行いながら、専門分野で役立つ総合的な英語運用能力を高める。
概要:
建築系の分野を学ぶ際、あるいは建築系の仕事に携わる際に必要とされる語彙や表現、また想定される状況における会話を学びながら、チームで活動する際に求められる基礎的なコミュニケーション力を身につける。リスニングやスピーキング、グループ発表などの活動を通じ、英語の運用能力を身につける。
授業の進め方・方法:
ペアワーク、グループワークなどを多用しながら、重要語彙の発音や文法事項の確認と習得を行う。特にリスニング練習に焦点を絞り、会話の概要理解などの練習も行う。授業で扱ったテーマに関連したグループプレゼンテーションの課題を通じ、学修内容のまとめとアウトプット練習を行う。
注意点:
授業前には必ず次の単元の語彙を調べ、リスニング音声を聴いておくこと。授業後は学習した内容を振り返り、小テストや定期試験に備えておくこと。
最終成績には5月に実施するTOEIC IPの成績も加味する予定なので、日頃からe-learningや単語帳アプリなどを活用し、授業外でも積極的に学習に取り組んでおくことが望ましい。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Course introduction Unit 1: INTRODUCTION |
授業の進め方、授業の目的を理解する。 Unit 1への導入を行いながら、教科書の構成と進め方を理解する。
|
2週 |
Unit 1: INTRODUCTION: Introducing the project team [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] |
語彙や発音、文法事項を確認しながら、Introductionに関する表現を理解する。
|
3週 |
Unit 1: INTRODUCTION: Introducing the project team [Conversation] |
会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Introductionの際に必要となるコミュニケーション力を高める。
|
4週 |
Unit 2: PLANNING: Talking about the project site [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] |
語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Planningに関する表現を理解する。
|
5週 |
Unit 2: PLANNING: Talking about the project site [Conversation] |
会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Planningの際に必要となるコミュニケーション力を高める。
|
6週 |
Unit 3: FLOOR PLAN: Talking about the rooms [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] |
語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Floor planに関する表現を理解する。
|
7週 |
Unit 3: FLOOR PLAN: Talking about the rooms [Conversation] |
会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Floor planについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
|
8週 |
Unit 4: BUILDING STRUCTURE: Talking about building structure and materials [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] |
語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Building structureに関する表現を理解する。
|
2ndQ |
9週 |
Unit 4: BUILDING STRUCTURE: Talking about building structure and materials [Conversation] |
会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Building structureについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
|
10週 |
Group presentation introduction |
グループ発表の趣旨と内容を理解する。
|
11週 |
Group presentation preparation |
与えられたテーマに基づいた発表内容を協力して組み立てる。
|
12週 |
Group presentations |
与えられたテーマに関するグループ発表を行う。他のグループの内容を理解し、お互いにその成果を評価し合う。
|
13週 |
Unit 5: KITCHEN: Talking about kitchen design and appliances [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] |
語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Kitchenに関する表現を理解する。
|
14週 |
Unit 5: KITCHEN: Talking about kitchen design and appliances [Conversation] |
会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Kitchenについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
期末試験の復習 |
これまでに学習した内容を振り返る。
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 2 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |