総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0045 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Basic English for Architecture [Listening & Speaking]
担当教員 菅野 雅代

到達目標

建築系を学ぶ、あるいは建築系の仕事に携わる際に必要とされる語彙や表現などに焦点をあて、インプット・アウトプットをバランス良く取り入れた学習活動を行いながら、専門分野で役立つ総合的な英語運用能力を高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築系の学習や実務で必要な、基礎的な語彙や表現を理解している建築系の学習や実務で必要な、基礎的な語彙や表現をほぼ理解している建築系の学習や実務で必要な、基礎的な語彙や表現をほぼ理解していない
評価項目2チームで活動する際のコミュニケーションにおいて必要となる基礎的な文法を習得しているチームで活動する際のコミュニケーションにおいて必要となる基礎的な文法をほぼ習得しているチームで活動する際のコミュニケーションにおいて必要となる基礎的な文法を習得していない
評価項目3建築系を学ぶ際に必要な語彙や表現を使って基礎的なコミュニケーションがとれる建築系を学ぶ際に必要な語彙や表現を使って基礎的なコミュニケーションがほぼとれる建築系を学ぶ際に必要な語彙や表現を使って基礎的なコミュニケーションがとれない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築系の分野を学ぶ際、あるいは建築系の仕事に携わる際に必要とされる語彙や表現、また想定されるセッティングにおける会話を学びながら、チームで活動する際に求められる基礎的なコミュニケーション力を身につける。リスニングやスピーキング、グループ発表などの活動を通じ、英語の運用能力を身につける。
授業の進め方・方法:
ペアワーク、グループワークなどを多用しながら、重要語彙の発音や文法事項の確認と習得を行う。特にリスニング練習に焦点を絞り、会話の概要理解などの練習も行う。授業で扱ったテーマに関連したグループプレゼンテーションの課題を通じ、学修内容のまとめとアウトプット練習を行う。
注意点:
授業前には必ず次の単元の語彙を調べ、リスニング音声を聴いておくこと。授業後は学習した内容を振り返り、小テストや定期試験に備えておくこと。
最終成績には9月と1月に実施するTOEIC IPの成績も加味する予定なので、日頃からe-learningや単語帳アプリなどを活用し、授業外でも積極的に学習に取り組んでおくことが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Course introduction
Unit 6: DINNING & LIVING ROOM
授業の進め方、授業の目的を理解する。
前期の授業内容を振り返りながら、Unit 6への導入を行う。
2週 Unit 6: DINNING & LIVING ROOM: Talking aout furniture [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] 語彙や発音、文法事項を確認しながら、Dining & living roomに関する表現を理解する。
3週 Unit 6: DINNING & LIVING ROOM: Talking aout furniture [Conversation] 会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Dining & living roomについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
4週 Unit 7: DESIGN & STYLE: Talking about windows and lightning [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] 語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Design & styleに関する表現を理解する。またはグループで意見交換する。
5週 Unit 7: DESIGN & STYLE: Talking about windows and lightning [Conversation] 会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Design & styleについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
6週 Unit 10: SUSTAINABLE DESIGN: Environmentally friendly designs [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] 語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Sustainable designに関する表現を理解する。
7週 Unit 10: SUSTAINABLE DESIGN: Environmentally friendly designs [Conversation] 会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Sustainable designについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
8週 Unit 12: URBAN DESIGN: Infrastructure planning [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] 語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Urban designに関する表現を理解する。
4thQ
9週 Unit 12: URBAN DESIGN: Infrastructure planning [Conversation] 会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Urban designについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
10週 Group presentation introduction & preparation グループ発表の趣旨と内容を理解し、テーマを策定する。
11週 Group presentation preparation 与えられたテーマに沿った発表内容を協力して組み立てる。
12週 Group presentations 与えられたテーマに関するグループ発表を行う。他のグループの内容を理解し、お互いにその成果を評価し合う。
13週 Unit 8: SCALE & DIMENSION: Sizes and shapes of furniture [Vocabulary / Pronunciation / Grammar Point] 語彙や発音、文法事項の確認を通じ、Scale & dimensionに関する表現を理解する。
14週 Unit 8: SCALE & DIMENSION: Sizes and shapes of furniture [Conversation] 会話の聞き取り、ペアで表現練習、内容の把握、等の活動を通じ、Scale & dimensionについて話し合う際に必要となるコミュニケーション力を高める。
15週 期末試験
16週 期末試験の復習 これまでに学習した内容を振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合403003000100
基礎的能力403003000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000