到達目標
・戦後日本と世界の政治・経済・社会的事象について、基礎的な用語・知識を習得する。
・上記の知識をもって、日本や世界で起こる政治・経済・社会的事象について、国際的視野をもって説明することが出来る。
・現代の複雑な政治・社会的事象について、問題点を発見し、自分の考えを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(要改善) |
知識 | 近代以降の政治・経済を理解するための基本的な概念について、用語・知識を充分に習得している | 近代以降の政治・経済を理解するための基本的な概念について、用語・知識をある程度習得している。 | 近代以降の政治・経済を理解するための基本的な概念について、知識が不十分である。 |
理解・知識の活用 | 上記の知識をもって、日本や世界で起こる政治・経済・社会的事象について、国際的視野をもって説明することが充分に出来る。 | 上記の知識をもって日本や世界で起こる政治・経済・社会的事象について、国際的視野をもって説明することがある程度出来る。 | 上記の知識をもって、日本や世界で起こる政治・経済・社会的事象について、国際的視野をもって説明することが出来ない。 |
思考・判断・表現 | 現代の複雑な政治・社会的事象について、問題点を発見し、十分に自分の考えを説明できる。 | 現代の複雑な政治・社会的事象について、問題点を発見し、ある程度自分の考えを説明できる。 | 現代の複雑な政治・社会的事象について、問題点を発見し、自分の考えを説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今日の社会は、格差や戦争など、多様な課題を抱えています。
この授業では、これまで学習した高校年次の「公民」「歴史」の知識を生かしつつ、政治学の考え方を学び、歴史をふまえて現代を理解する力を身につけます。
授業の進め方・方法:
★ この授業は講義形式で行います。
★ 講義資料はスライドを中心とします。関連文献は必要に応じて適宜紹介します。
★授業内で、低学年時の知識を問う場面があります。
必要に応じて、低学年次に使用した社会科関連科目の教科書を参照すると良いでしょう。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション |
本授業の目的や概要について、理解する。
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2週 |
自由民主主義国家の成立① |
国家の役割と機能について、多角的に理解し、説明することができる。
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3週 |
自由民主主義国家の成立② |
議会制の成立について、歴史から説明することができる。
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4週 |
自由民主主義国家の成立③ |
「人の権利」の成立について、歴史から説明することができる。
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5週 |
自由民主主義国家の成立④ |
社会主義、ファシズム、自由民主主義の関係について、歴史から説明することができる。
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6週 |
第二次世界大戦後の政治経済体制① |
冷戦期のイデオロギー対立について、構造的に理解し、説明することができる。
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7週 |
第二次世界大戦後の政治経済体制② |
冷戦期のイデオロギー対立について、構造的に理解し、説明することができる。
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8週 |
福祉国家論① |
福祉国家とは何か、基本的な構造を理解し説明することができる。
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2ndQ |
9週 |
福祉国家論② |
福祉国家とは何か、その課題について理解し、説明することができる。
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10週 |
福祉国家論③ |
福祉国家とは何か、ジェンダーの観点から説明することができる。
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11週 |
国際政治① |
国際連合の役割とは何か。歴史から説明することができる。
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12週 |
国際政治② |
現代の国際紛争と国際政治について、現状をつかみ、自分なりに政治の役割について説明することができる。
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13週 |
国際政治③ |
現代の国際紛争と国際政治について、現状をつかみ、自分なりに政治の役割について説明することができる。
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14週 |
自由民主主義とは何か |
これまでの学習を通じ、自由民主主義とは何か考え、自分なりに整理することができる。
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15週 |
まとめ |
授業全体をふり返って学んだことの全体像をつかみ、目標の達成度を確認することができる。
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16週 |
予備日 |
期末試験の結果を返却し,解答例を確認することができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 |
知識活用力 | 25 | 25 |
表現能力 | 25 | 25 |