人文科学

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 人文科学
科目番号 0054 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 授業中に適宜資料を配布する。
担当教員 菅野 雅代

到達目標

1. 第二言語習得に関する研究の概要を理解する。
2. 自分自身のこれまでの英語学習について振り返る。
3. 英語スピーキング練習を行い, 簡単な発話ができるようになる。
4. 日本人の外国語としての英語学習のあり方について考察する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1第二言語習得研究に関する基本的な考え方を理解している。第二言語習得研究に関する基本的な考え方をほぼ理解している。第二言語習得研究に関する基本的な考え方を理解していない。
評価項目2第二言語習得研究の知見に基づき自分自身のこれまでの英語学習について振り返ることができる。第二言語習得研究の知見に基づき自分自身のこれまでの英語学習について振り返ることがほぼできる。第二言語習得研究の知見に基づき自分自身のこれまでの英語学習について振り返ることができない。
評価項目3英語で簡単な日常会話ができる。英語で簡単な日常会話が少しできる。英語で簡単な日常会話ができない。
評価項目4第二言語習得理論に基づき日本人の英語学習のあり方について考察することができる。第二言語習得理論に基づき日本人の英語学習のあり方について考察することがほぼできる。第二言語習得理論に基づき日本人の英語学習のあり方について考察することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第二言語習得に関する現象や研究結果に関してグループディスカッションを行い, お互いに意見交換をすることで理解を深める。
英語スピーキング練習の実践を通して自分自身の英語学習について振り返り, 今後の外国語学習のあり方について考察する。
授業の進め方・方法:
1.(予習)第二言語習得に関する一つの概念について理解する
2.(授業)準備された質問についてグループディスカッションを行い, 班員と意見交換をする。
3.(授業)英語スピーキング練習を行う。
4.(授業)成果物をまとめ, 提出する。
注意点:
初回の全体ガイダンスに必ず参加すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 全体ガイダンス 人文科学の学習の進め方が理解できる。
2週 Pre-test
第二言語はどのようにしたら習得できるか
第1回スピーキングテスト
第二言語の習得方法について, 自分なりの考えを示すことができる。
3週 これまでの言語学習について
Speaking practice
これまでの言語学習について振り返る。
4週 Age effects
Speaking practice
第二言語習得における年齢の影響について理解を深める。
5週 Cross-linguistic influences
Speaking practice
第二言語習得が母語から受ける影響について理解を深める。
6週 Learner language
Speaking practice
学習者の言語について理解を深める。
7週 Review of Week 2-6
Speaking practice
第2週から第6週までの学習を振り返り, これまでの言語学習について自分なりに考察する。
8週 The cognitive perspective
Speaking practice
インプットとインタラクションの認知的役割について理解を深める。
4thQ
9週 The sociocultural perspective
Speaking practice
言語習得における社会文化的アプローチについて理解を深める。
10週 Language learning aptitude
Speaking practice
言語適正について理解を深める。
11週 Language learning strategies
Speaking practice
言語学習方略について理解を深める。
12週 Language learning motivation
Speaking practice
言語学習の動機づけについて理解を深める。
13週 Review of Week 8-12
Speaking practice
第8週から第12週までの学習を振り返り, 第二言語習得において必要な要素を考察する。
14週 今後の外国語学習のあり方
Speaking practice
今後の外国語学習のあり方について自分なりに考察する。
15週 Post-test
各概念の復習
第2回スピーキングテスト
これまでに学習した概念を復習する。
16週 まとめ 今期の学習を振り返り, 改善点を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合5050100
基礎的能力503080
専門的能力02020
分野横断的能力000