到達目標
ドイツ語の文法と限られた範囲の語彙を身につける。簡単な文章を理解できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 話法の助動詞の現在人称変化が言える | ヒントを与えられながらであれば話法の助動詞の現在人称変化が言える | 話法の助動詞の現在人称変化ができない |
評価項目2 | 動詞の過去人称変化を言える | ヒントを与えられれば動詞の過去人称変化を言える | 動詞の過去人称変化ができない |
評価項目3 | 人称代名詞の格変化と連動して再帰代名詞の格変化を言える | 再帰代名詞の格変化の仕組みが理解できる | 再帰代名詞の格変化が理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業のたびに単語や文法を少しづつ積み重ねます。機会をみて現代のドイツやヨーロッパの事情についても言及します。視野を広げるよう心掛けてください。
授業の進め方・方法:
形容詞の格変化パターンの暗記までは求めません。それより先に覚えた方が早くドイツ語を大づかみにすることができる項目がたくさんあるからです。繰り返すことで記憶し、習熟が進みますので、授業ではたくさん習得すべき情報に言及しますが、その都度聞いておくだけで良いことと、その授業時間内に覚えて欲しいことが区別できるように提示します。初級文法の授業においては予習は求めません。その都度の授業で覚えるように、と言及した文法事項、語彙等の復讐を、1回の実施時間は短時間で良いので、数回以上反復してください。
注意点:
復習重視で取り組んでください。文法事項の簡単な口頭試験を、毎回授業の最後に実施します。失敗しても再挑戦を認めます。特に様々な助動詞の現在人称変化について口頭試験を重ねます。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
分離動詞
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英語にはない分離動詞という概念がなぜ必要なのかを理解し、使い方の原則が理解できるようになる。
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2週 |
非分離動詞, zu不定詞 |
非分離の前綴りが英語にもあることと関連させながら、非分離動詞を理解する。アクセントの位置による規則からzu不定詞が置かれる位置を理解できるようになる。
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3週 |
話法の助動詞 |
話法の助動詞を用いて、枠構造のある文章が作れるようになる。
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4週 |
未来助動詞 |
現在形で未来を表すことと、未来助動詞を使った未来の表現の仕方に習熟する。
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5週 |
過去時制 |
過去を表現するのに、過去形を用いる方法を知る。
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6週 |
完了の助動詞と、完了時制 |
ドイツ語での過去の表し方の標準である現在完了に習熟し、英語の現在完了とは大きな違いがあることを知る。
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7週 |
前半のまとめと中間試験 |
整理しきれなかった文法事項をさらう。
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8週 |
形容詞の格変化 |
形容詞の3種類の格変化パターンの整理の仕方について、理屈を知る。
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4thQ |
9週 |
形容詞の比較変化 |
英語とほぼ同じような比較変化があることを学び、比較変化の語尾→格変化の語尾の順で語形を形成することを知る。
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10週 |
再帰動詞と再帰代名詞 |
oneselfにあたるドイツ語の再帰代名詞sichについて学び、再帰代名詞を目的語とする再帰動詞の使い方を知る。
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11週 |
非人称表現 |
非人称形式主語esの使い方に習熟する。
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12週 |
受動表現の色々 |
受け身の助動詞werdenを用いた受け身表現、manを主語とする能動文による受け身表現などを理解できるようになる。
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13週 |
分詞を使った表現 |
現在分詞、過去分詞の使い方について学び、ドイツ語独特の冠飾句の使われ方がわかるようになる。
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14週 |
接続法の概観 |
接続法I式、接続法II式の作り方、用いられ方についての知識に触れる。
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15週 |
期末試験 |
文法の総まとめとして試験を実施する
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 口頭試験 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |