人文科学

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 人文科学
科目番号 0149 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「アメリカの歴史を知るための63章」富田虎男ほか(明石書店)(飯田)
担当教員 飯田 清志

到達目標

アメリカ合衆国における価値観の形成とその変容を歴史的に検証する(飯田)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1さまざまな事象についてアメリカ的価値に基づいて解説できる授業で学んだ事象についてアメリカ的価値に基づいて解説できる授業で学んだ具体的事象をアメリカ的価値から解説できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
アメリカ合衆国の歴史をいくつかの時代に分け、「プロテスタンティズム」「独立宣言」「センス・オブ・ミッション」「アメリカの夢」「門戸開放帝国主義」などのキーワードから、アメリカ的価値の形成と変容のプロセスを時間軸に沿って考察する(飯田)。
授業の進め方・方法:
授業者が準備した資料を基に講義を進める。受講者はその内容に対応する教材を丁寧に読んで理解を深めてほしい(飯田)。
注意点:
教科書の指定する章を味読して授業に臨むこと。授業で学んだ事項を自ら深く調べること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 アメリカ大陸の先住民と文化 アメリカ大陸の先住民の生活と文化が理解できる
3週 北米への移民 北米への移民の原因とその動きが理解できる
4週 独立以前の植民地 独立以前の植民地の性格と実態が理解できる
5週 イングランドとの対立 宗主国と植民地の対立軸と独立への動きが理解できる
6週 独立革命と産業革命 独立革命の理念と戦争の推移および戦後の経済状況が理解できる
7週 ジャクソニアン・デモクラシーの時代 ジャクソン大統領が象徴する価値観とその表象が理解できる
8週 南北戦争と再建時代 南北戦争の原因と結果および南部の再建の意味が理解できる
4thQ
9週 第2次産業革命と金ぴか時代 工業国としての富の蓄積と不公平な分配による弊害が理解できる
10週 門戸開放帝国主義 帝国主義国家としてアメリカの世界進出の過程が理解できる
11週 第一次大戦と戦後ヘゲモニー アメリカの世界秩序のリーダーへの道程が理解できる
12週 狂乱の20年代と大恐慌 大衆文化と発展と大恐慌による経済破綻が理解できる
13週 ニュー・ディール政策と反ファシズム ニュー・ディールによる国民救済と反ファシズムの国家感情の形成が理解できる
14週 第二次大戦と冷戦時代 第二次大戦の参戦と戦後冷戦構造の主体への流れが理解できる
15週 ポスト冷戦時代 東側の崩壊後の世界秩序の担い手としてのアメリカの原理が理解できる
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000