英語ⅢA

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語ⅢA
科目番号 0150 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 名取キャンパス一般科目 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 It's a Wired World(SEIBIDO)
担当教員 武田 淳

到達目標

2年次までに既習の基礎文法事項を確認し、活用できるようになることを目標とする。具体的には、800語程度のまとまった量の英文を初見で読み、その文型を理解し、大意を把握したうえで100語程度の英文にまとめることができるようになることを目標とする。あわせて、理工系学生が多用する用語・表現について総復習し、次年度以降の専門分野の研究に備えることも目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な英文の構造を理解し、その概要を的確に把握することができる。基本的な英文の構造をおおむね理解し、その概要を把握することができる。基本的な英文の構造を理解することができない。
評価項目2基本的な理工系の事象について、自身の英文で的確に表現することができる。基本的な理工系の事象について、自身の英文でおおむね表現することができる。基本的な理工系の事象について、自身の英文で表現するkとができない。
評価項目3基本語で書かれた英文を、正確な発音とアクセント、イントネーションで読むことができる。基本語で書かれた英文を、ほぼ正確な発音とアクセント、イントネーションで読むことができる。基本語で書かれた英文を、発音、アクセント、イントネーションともに正確に読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代の諸事象を簡潔にまとめたテキストを用いながら、中学以来既習・既知の文法事項をまとめる。具体的には、800語程度のまとまった量の英文を初見で読み、その文型を理解し、大意を把握したうえで100語程度の英文にまとめることができるように演習を繰り返す。あわせて、理工系学生が多用する用語・表現について総復習し、次年度以降の専門分野の研究に備えることも目標とする。
授業の進め方・方法:
使用するテキストは、一部に専門用語が含まれるものの、基本的には平易な英文でまとめられており、大意を把握するのは容易であろう。次年度以降に扱うことになる専門分野の英文に備えて、基礎文法事項をまとめながら授業を進める。【事前学習について】予習用の動画教材を学内のネットワークにアップロードし、また、各レッスンの新出単語・新出連語はネットワーク上のアプリケーション(Quizlet)を用いてネットに掲載してあるので、反転学習の要領で事前学習を済ませてから対面授業に臨むこと。【事後学習について】対面授業の最後に配布する「要点確認シート」に学んだ項目を記入し、確認、暗記することで事後学習が完成する。このシートには、語彙、文法の他に英語会話の参考になる資料もまとめてあるので、活用してもらいたい。
注意点:
この英語ⅢAは中学以来既習の基礎文法事項をまとめることで、次年度以降の専門学習の準備を進めることを目指している。慎重な予習復習が不可欠である。なお、理工系学生にとって必須の基本単語について「理工系学生のための必修英単語COCET 2600」から毎時間100語ずつ小テストを行うので、時間をかけて準備すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、英文の構成要素の確認 年度当初のガイダンス、基本五文型の確認
2週 A Social Network 否定命令文、Letで始まる命令文など、様々な命令文を活用できるようになる。
3週 The End of TV There is/are、There used to be等、Thereで始まる英文を活用できるようになる。
4週 A Sport for Smartphones 現在分詞の形容詞的用法を活用できるようになる。
5週 Radio for Everyone 原級比較、原級で表される最上級等、様々な比較級を活用できるようになる。
6週 Smaller or Bigger know better than, hardly, seldom等、notを使わない様々な否定文を活用できるようになる。
7週 Up-to-date Topic from the Internet 1 Voice of America のインターネット版からピックアップした最新の情報について、自身の意見を発表できるようになる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Light Brings Hope 能動態・受動態それぞれの特徴を理解し、使い分けられるようになる。
10週 No More Lost Bags 仮定法過去について復習し、I wish + 仮定法過去の用法を使いこなせるようになる。
11週 Artificial Brains as far as, unless, if, as soon as 等の様々な接続詞(句)を活用できるようになる。
12週 A Better Way to Tell the Time one/ones, that, the other 等の代名詞を活用できるようになる。
13週 What to Do with All That Data? suppose, provided, as long as, in case, unless 等、ifに代わる条件節を使いこなせるようになる。
14週 Up-to-date Topic from the Internet 2 Voice of America のインターネット版からピックアップした最新の情報について、自身の意見を発表できるようになる。
15週 前期総復習 前期に学習した文法事項を中心に総復習し、その内容だけで200語程度の文が書けるようになる。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 The Man Who Invented the World Wide Web can, may, must, will, shall 等の助動詞について確認し、活用できるようになる。
2週 The Biggest Store in the World it seems that, as it happened, It later transpired 等の非人称構文について確認し、活用できるようになる。
3週 Powering the Home of the Future in fact, in short, as a matter of fact, on the other hand 等の挿入句について確認し、活用できるようになる。
4週 Steve Jobs and Friends What about, What do you say to, What if 等、whatを含む慣用表現について確認し、活用できるようになる。
5週 Cars of the 21st Century fewとa few、littleとa little、quite a few 等について確認し、使いこなせるようになる。
6週 It's a Wiki World 付加疑問文を使いこなせるようになる。
7週 Up-to-date Topic from the Internet 3 Voice of America のインターネット版からピックアップした最新の情報について、自身の意見を発表できるようになる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 Teach Yourself Anything 複合関係詞(複合関係代名詞、複合関係副詞)について確認し、活用できるようになる。
10週 Who Do You Follow? 関係副詞の制限用法と非制限用法について確認し、活用できるようになる。
11週 Saving Time Online 仮主語(形式主語)と真主語(意味上の主語)の関連について理解し、活用できるようになる。
12週 Play and Learn see/hear/feel 等の知覚動詞と make/have/let 等の使役動詞について文型を確認し、活用できるようになる。
13週 Up-to-date Topic from the Internet 4 Voice of America のインターネット版からピックアップした最新の情報について、自身の意見を発表できるようになる。
14週 Up-to-date Topic from the Internet 5 Voice of America のインターネット版からピックアップした最新の情報について、自身の意見を発表できるようになる。
15週 後期総復習 後期に学習した文法事項を中心に総復習し、その内容だけで200語程度の文が書けるようになる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表確認テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000