到達目標
校外実習を通して、企業の生産現場や研究施設での体験による実践的知識・技術を習得し、座学との相違を知ること。また、将来の進路を決定するときの判断材料を得ること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 企業の生産現場や研究施設での体験による実践的知識・技術を習得し、座学との相違が十分に理解できる。 | 企業の生産現場や研究施設での体験による実践的知識・技術を習得し、座学との相違が理解できる。 | 企業の生産現場や研究施設での体験による実践的知識・技術を習得し、座学との相違が理解できない |
評価項目2 | 将来の進路を決定するときの判断材料を十分に得ることが出来る | 将来の進路を決定するときの判断材料を得ることが出来る | 将来の進路を決定するときの判断材料を得ることが出来ない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 3 社会的課題の解決に向けて自ら考え取り組むための高いエンジニアリングデザイン能力を身に付けること。
JABEE A2 情報技術を理解し、工業技術に応用できる基礎能力
JABEE B2 技術が社会と自然に及ぼす影響・効果を理解し、技術者として責任を持って行動できる能力
JABEE D2 専門分野と周辺の工業技術を理解し、デザインに応用展開できる能力
JABEE E2 与えられた制約の下で計画的に、問題解決・開発・創造し、まとめる基礎能力
教育方法等
概要:
企業等での生産現場や研究部門等で1~2週間程度の実習を行う。
授業の進め方・方法:
企業等の職場を見聞し、工学の技術的な応用の実際を習得し、将来の技術者としての意識を高揚する。夏期休業明けに実習の証明書・報告書・日誌等を提出し、実習報告会において実習成果を報告する。
事前(実習前)に、インターンシップ先の基本情報については調査しておくこと。また、実習後は、インターンシップで自分が経験したことの意味を考え、今後に活かすこと。
注意点:
企業においては貴重な時間と経費をかけて指導いただくので、礼節、感謝の気持ちを欠かさぬよう心がけること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.実習先希望調べ |
(1)受入企業等の情報が随時担任に届くので、担任との連絡をみつにして、受け入れ企業の希望条件を調査すること。
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2週 |
2.実習先の決定 |
(2)自分が選択する業種・職種を担任に明確に伝えること。ただし、受け入れ企業数が希望者数を下回ることもあるので、選択できない場合がある。
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3週 |
3.実習心得ガイダンス |
(3)受け入れ企業が提示する条件に応じて遅滞なく必要書類を準備し、担任を通して申し込むこと。
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4週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
(4)実習期間中は実習日誌をつけること。実習日誌は実習終了後提出する。
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5週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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6週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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7週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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8週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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2ndQ |
9週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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10週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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11週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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12週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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13週 |
4.企業の生産現場や研究施設での実習 体験 |
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14週 |
5. 実習報告書、実習報告会発表要旨の 作成 |
(5)実習内容を詳細に実習報告書としてまとめる。ただし、企業における守秘義務は厳守する。
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15週 |
5. 実習報告書、実習報告会発表要旨の 作成 |
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16週 |
6. 実習報告会 |
(6)実習報告会では、実習先企業の概要、実習の内容、感想を手際よく発表する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 4 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 4 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 4 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 4 | |
評価割合
| 実習先の評価 | 報告書 | 発表会 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 80 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |