テクニカルライティング

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 テクニカルライティング
科目番号 0162 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント等
担当教員 伊藤 昌彦

到達目標

科学技術論文・特許明細書(発明報告書)・履歴書・自己アピール書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
紛れの無い文章が書ける教員の助言無しにできる。教員の助言があればできる。複数回の教員の助言を要する
適切なアウトラインを書きだし、作文が出来る教員の助言無しにできる。教員の助言があればできる。複数回の教員の助言を要する
文章の添削と推敲ができる教員の助言無しにできる。教員の助言があればできる。複数回の教員の助言を要する

学科の到達目標項目との関係

学科到達目標 1  機械工学に関する確かな基礎力を備えること。
学科到達目標 3 社会的課題の解決に向けて自ら考え取り組むための高いエンジニアリングデザイン能力を身に付けること。
学校教育目標 2 創造的で高度な実践的技術者の養成
JABEE 設計・企画・デザインする能力 D1 専門分野に関する工業技術を理解し、応用する能力
JABEE 設計・企画・デザインする能力 D2 専門分野と周辺の工業技術を理解し、デザインに応用展開できる能力

教育方法等

概要:
科学技術文書作成の基本ルールを身につける。さらに応用として,学術講演要旨・総合セミナー講演要旨の書き方,特許明細書(発明報告書)・履歴書・自己アピール書作成の練習を行う。
授業の進め方・方法:
各分野の文書のひな型を,配布プリント等で説明したのち,実際に文書を作成するため演習の時間を設ける。積極的に取り組んでほしい。演習の成果物を提出してもらい,成績評価を行う。試験は行わない予定である。
事前学習(予習):毎回の授業前までに,授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと.
事後学習(復習):毎回の授業後に,授業で学んだことを振り返り,今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
レポート等の提出物は,提出遅れの無いようにすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 テクニカルライティングの意義 テクニカルライティングの必要性を理解できる。
2週 技術文書作成の基本ルール 表現法・句読点・漢字・仮名使い等の注意点を理解できる。
3週 技術文書作成の基本ルール 表現法・句読点・漢字・仮名使い等の注意点を理解できる。
4週 技術文書作成の基本ルール 表現法・句読点・漢字・仮名使い等の注意点を理解できる。
5週 自己アピール書 自己アピール書の形式・書き方を理解できる。
6週 自己アピール書 自己アピール書の形式・書き方を理解できる。
7週 志望動機 志望動機の形式・書き方を理解できる。
8週 履歴書 履歴書の形式・書き方を理解できる。
2ndQ
9週 履歴書 履歴書の形式・書き方を理解できる。
10週 科学技術論文の書き方 論文構成の基本事項を理解できる。
11週 科学技術論文の書き方 学会講演要旨の書き方を理解できる。
12週 科学技術論文の書き方
総合セミナー講演要旨の書き方を理解できる。
13週 特許明細書 知的財産の意味が理解できる。
14週 特許明細書 発明報告書の書き方が理解できる。
15週 特許明細書 発明報告書の書き方が理解できる。
16週 総括 学んだ技術文書の形式等を,ふりかえることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力200000020
専門的能力600000060
分野横断的能力200000020