到達目標
(l)NC制御と生産技術の進歩について説明できる。 (2)生産に用いられる探索手法の概略を説明できる。 (3)自律分散型FMSとは何か、概略を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
生産技術 | 工程設計手法やルールによる探索手法を説明できる。 | 工程設計手法を説明できる。 | 工程設計手法を説明できない。 |
自律分散型FMS | 自律分散型FMSの基本構成を説明できる。未来予測推論の概略を説明できる。 | 自律分散型FMSの基本構成を説明できる。 | 自律分散型FMSの基本構成を説明できない。 |
セル生産とオフライン生産 | バーチャルセル生産の概略を説明できる。1個流し生産ラインの概略を説明できる。 | バーチャルセル生産の概略を説明できる。 | バーチャルセル生産の概略を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学科到達目標 1 機械工学に関する確かな基礎力を備えること。
学科到達目標 2 未来社会を担う電気・材料分野を融合した新機械工学分野に対する応用力を備えること。
学校教育目標 2 創造的で高度な実践的技術者の養成
教育方法等
概要:
知能機械は人間と協調または共存する自動化機械と考えられる。人間と機械が共存するとはどういうこ となのかを授業をとおして考える。内容は、知能と機械、知能と人工知能、ニューラルネットワーク、人間 と機械とのインターフェース等について概観を説明する。さらに、知能機械を実現するための組込み技 術や、知能機械を応用した生産技術についても説明する。 目標は人間と機械との協調・共存とは、どのようにして実現できるかを考えられるようになることである。
授業の進め方・方法:
授業は、アクティブラーニング形式(講義、ディスカッション、配布物による演習)を取り入れる。
事前学習(予習):毎回の授業前までに,授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと.
事後学習(復習):毎回の授業後に,授業で学んだことを振り返り,今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
本科目は、メカトロニクスやロボット工学に続く科目である。 知能機械は機械、電子、情報工学など複数の分野にまたがる学問である。 アルゴリズムに関する演習などを随時行うので、自分で理解して解いてもらいたい。講義時は積極的な 質問をし、確実な習得を心がけること。 自学自習として、次回の授業内容と達成目標、テキスト内容を確認しておくこと。また、復習を重視して 学習すること。課題演習は重要な項目であるので、理解のもとに解き進めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
工作機械の自動化 |
NC制御について、説明ができる。
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10週 |
生産技術 |
工程設計手法について、説明ができる。
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11週 |
.生産に用いる探索手法 |
ルールによる探索手法を説明できる。
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12週 |
自律分散型FMS(1) |
近未来の生産システムの概略を説明できる。
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13週 |
自律分散型FMS(2) |
自律分散型FMSの基本構成を説明できる。未来予測推論の概略を説明できる。
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14週 |
バーチャルモデルによるセル生産 |
バーチャルセル生産の概略を説明できる。
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15週 |
オフライン生産とシミュレーション |
1個流し生産ラインの概略を説明できる。
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16週 |
学習のふりかえり |
定期試験によるアセスメントを受けて、学習内容を振り返る。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |