通信工学Ⅰ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 通信工学Ⅰ
科目番号 0152 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 書名:通信工学概論[第3版]   著者:山下不二雄、中神隆清、中津原克己 発行所:森北出版.
担当教員 佐藤 隆,野角 光治

到達目標

通信の歴史と意味を知り、情報伝送における各種技術について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報情報、エントロピーなどが計算できる情報の定義が理解できる情報の定義が理解できない
変調各種変調方式を理解できる変調の原理が理解できる変調の意味がわからない

学科の到達目標項目との関係

JABEE D1 専門分野に関する工業技術を理解し、応用する能力

教育方法等

概要:
通信技術の発達は人間社会の発達基盤となっており、近年特に急発達するIT技術革新は目を見張るものがある。この講義では、通信の意味とそのために人が用いてきた手法、通信における基本技術の理解と情報交換技術、大量伝送技術について学ぶ。電話、ラジオ、TVなどの現在利用している技術をイメージしながら理解しよう。
授業の進め方・方法:
通信史からスタートし、技術の発展の意味を考えながら進めるので、授業前に、それまでの流れを理解し、一旦整理しておくこと。また、復習として学んだ内容を現在のどの時点までに発展させたのか考えておくこと。
注意点:
発達の歴史と技術の進歩を理解しながら習得すると良い。本科目は,情報論や符号論,現在利用している通信システム網に関連した科目である。コードや取り決めなどの知るべきものと各種計算などの理解するものに大別できることを

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週 ガイダンス、通信の歴史 通信の歴史を理解できる。
10週 通信の歴史、技術の発達と応用 通信の歴史、技術の発達と応用を理解できる
11週 通信システム 通信システムの構成と信頼性が理解できる
12週 情報とその取扱い 通信システムで取り扱う情報の種類について理解できる
13週 情報量、エントロピー 情報量、エントロピー、冗長度が理解できる
14週 振幅変調 振幅変調の原理と適用を理解できる
15週 周波数変調 周波数変調の原理と適用を理解できる
16週 総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオその他合計
総合評価割合9505100
基礎的能力500555
専門的能力450045