マテリアル工学実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 マテリアル工学実験Ⅱ
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 マテリアル環境工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材 マテリアル環境工学実験書
担当教員 鈴木 吉朗,佐藤 友章,武田 光博,熊谷 進,葛原 俊介

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験・実習のこころえ 実習の目標と心構えがわかる。
レポートの作成の仕方がわかる。
2週 実験・実習のこころえ 災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる
3週 圧延と再結晶組織
4週 圧延と再結晶組織
5週 圧延と再結晶組織
6週 圧延と再結晶組織
7週 材料強度試験とミクロ組織観察 引張試験片、引張り試験によって得られる応力ひずみ曲線が説明できる。
8週 材料強度試験とミクロ組織観察 溶体化熱処理、時効熱処理が説明できる。
2ndQ
9週 材料強度試験とミクロ組織観察 表計算ソフトを用いて、引張試験によって得られた荷重-伸び曲線データから応力-ひずみ曲線を描き、最大強さ、降伏応力を求めることができる。
10週 材料強度試験とミクロ組織観察 TEM組織写真と引張試験データから材料強度と材料組織の関係を説明できる。
11週 真空蒸着と薄膜の評価
12週 真空蒸着と薄膜の評価
13週 真空蒸着と薄膜の評価
14週 真空蒸着と薄膜の評価
15週 エレクトロセラミックスの作製と特性評価 単結晶化、焼結、薄膜化、微粒子化、多孔質化などに必要な材料合成法について説明できる。
セラミックス、金属材料、炭素材料、複合材料等、無機材料の用途・製法・構造等について説明できる。
16週 エレクトロセラミックスの作製と特性評価 単結晶化、焼結、薄膜化、微粒子化、多孔質化などに必要な材料合成法について説明できる。
セラミックス、金属材料、炭素材料、複合材料等、無機材料の用途・製法・構造等について説明できる。
後期
3rdQ
1週 エレクトロセラミックスの作製と特性評価
2週 エレクトロセラミックスの作製と特性評価 金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。
分析機器を用いて、成分などの定量評価をすることができる。
3週 PBL実習
4週 PBL実習
5週 PBL実習
6週 PBL実習
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学材料系分野材料物性X線回折法を用いて結晶構造の解析に応用することができる。4
半導体の種類について説明できる。4
金属材料合金鋼の状態図の読み方を利用して炭化物の種類や析出挙動を説明できる。4
合金鋼のT.T.T.図、C.C.T.図の読み方が理解でき、目的に応じた適切な熱処理法を説明できる。4前10
合金鋼の添加元素と機械的性質に関する知識を利用して、合金鋼の用途を選択できる。4
アルミニウムの強度的特徴、物理的・化学的性質について説明できる。4
無機材料セラミックス、金属材料、炭素材料、複合材料等、無機材料の用途・製法・構造等について説明できる。5前15,前16
単結晶化、焼結、薄膜化、微粒子化、多孔質化などに必要な材料合成法について説明できる。5前15,前16
材料組織回復機構および回復に伴う諸特性の変化を説明できる。4
1次再結晶過程ならびに再結晶温度に影響を与える因子を説明できる。4
硬さ、電気抵抗、熱量等の変化から再結晶温度を求めることができる。4
力学荷重の方向、性質と物体の変形様式との関係について説明できる。4
引張、圧縮応力(垂直応力)とひずみ、物体の変形量を計算できる。4
引張、圧縮を受けた物体の変形量を計算できる。4
分野別の工学実験・実習能力材料系分野【実験・実習能力】材料系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し実践できる。3前1
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し実践できる。3前2
レポートの書き方を理解し、作成できる。3前1
金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。5後1,後2
光学顕微鏡や電子顕微鏡などで材料を観察し、組織について評価することができる。4
硬さ試験機や万能試験機などを用いて、材料の強度特性を評価できる。4
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。4後2
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000