卒業研究

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 卒業研究
科目番号 0149 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 12
開設学科 マテリアル環境工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 12
教科書/教材 所属研究室ごとに適宜指定される。
担当教員 小野 慎司,遠藤 智明,葛原 俊介,佐藤 友章,浅田 格,熊谷 晃一,伊東 航,北川 明生,熊谷 進,森 真奈美,武田 光博,佐藤 徹雄,松原 正樹

到達目標

・学習した知識と技術に基づき、現象を的確に解析できる基礎力を身につけること。
・問題解決のための情報収集と検討および基本的な研究計画が提案できること。独創性や創造性の基礎的素地を得ること。
・専門知識に基づいたディスカッションやプレゼン技術を習得すること。文章および口頭発表の表現力を充実させること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
計画を立て、研究を遂行できる指導教員と良く話し合いながら、研究計画を立て、自主的に遂行できる。指導教員と立てた研究計画を遂行できるが、指示待ちになることもある。指導教員と計画を立てようとしない。計画通り進めようという意思が見られない
専門的な知識外部発表等で自身の研究に関して議論できる。自主的に専門的な知識・技能を吸収している。自主的に専門的な知識・技能を吸収しようという意思が見られない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学生各自が指導教員の下で研究テーマを設定し、これまでに学んだ知識・技術をもとに研究活動が本格的に行われる。問題発見能力、解決能力、情報収集能力、伝達能力および独創性を涵養し、実践的技術者としての素地を育成する。研究の遂行、結果の整理検討、指導教員との綿密なディスカッションなど、自主性と積極性が強く求められる。
授業の進め方・方法:
卒業研究は自主的に取り組む姿勢が大切である。実験に必要な知識を調べ、長期+短期的ともに計画的に研究を進めていくこと。
ディスカッションは研究を進めるうえで大切な過程である。指導教員とのディスカッションはもとより、研究室学生や専攻科学生と研究に関するディスカッションは積極的に行うこと。
予習:実験に必要な知識はあらかじめ専門書や論文を読んで調べておくこと。実験および成果の発表に際しては事前に指導教員と相談して実施計画を立てること。
復習:実験データをまとめノートに記録すること。必要に応じて指導教員と実験データや成果発表の内容の検討を行うこと。
注意点:
実験過程や結果については、指導教員に密に報告するとともに、教員指導の下で研究を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 研究テーマを確認でき、長期インターンシップ制度の概略も理解できる。
2週 研究の背景と目的 研究テーマの背景と目的、社会的意義と問題点を把握する。
3週 研究計画発表会 研究目的と計画について指定期日・指定時間内に発表することができる。
4週 実験方法の検討 学内、学科内の各種装置の原理・操作方法を習得する。
5週 実験方法の検討 学内、学科内の各種装置の原理・操作方法を習得する。
6週 実験方法の検討 習得した学内、学科内の各種装置を各自の研究テーマの実験等への適用を検討できる。
7週 実験方法の検討 習得した学内、学科内の各種装置を各自の研究テーマの実験等への適用を検討できる。
8週 装置等の設計・作製 研究テーマで必要とする装置等について、設計図の作成、部材などの準備、加工・組み立てを行う。
2ndQ
9週 装置等の設計・作製 研究テーマで必要とする装置等について、設計図の作成、部材などの準備、加工・組み立てを行う。
10週 装置等の設計・作製 研究テーマで必要とする装置等について、設計図の作成、部材などの準備、加工・組み立てを行う。
11週 装置等の設計・作製 研究テーマで必要とする装置等について、設計図の作成、部材などの準備、加工・組み立てを行う。
12週 試料準備・予備実験 試料作製、加工ができ、実験方法を理解したうえで予備実験を実施して条件設定ができる。
13週 試料準備・予備実験 試料作製、加工ができ、実験方法を理解したうえで予備実験を実施して条件設定ができる。
14週 試料準備・予備実験 試料作製、加工ができ、実験方法を理解したうえで予備実験を実施して条件設定ができる。
15週 試料準備・予備実験 試料作製、加工ができ、実験方法を理解したうえで予備実験を実施して条件設定ができる。
16週 試料準備・予備実験 試料作製、加工ができ、実験方法を理解したうえで予備実験を実施して条件設定ができる。
後期
3rdQ
1週 中間報告、結果のまとめ 得られた実験結果について工学的知見により考察、検討ができる。中間段階をまとめ、報告することができる。これにより最適条件を導き、実験を進めることができる。
2週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
3週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
4週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
5週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
6週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
7週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
8週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
4thQ
9週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
10週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
11週 本実験の遂行、データ解析と考察、指導教員と実験データのディスカッション 設定条件に基づいて本実験を実施することができ、その結果を整理してまとめることができる。実験データについて考察でき、指導教員とディスカッションすることができる。
12週 論文作成 所定の書式に従った論文の作成ができる。
13週 論文作成 所定の書式に従った論文の作成ができる。
14週 論文作成 所定の書式に従った論文の作成ができる。
15週 論文・発表要旨作成 所定の書式に従った論文・発表要旨の作成ができる。
16週 論文提出と卒業研究発表 卒業研究論文および発表要旨を学科の指定する期限までに提出できる。卒業研究発表会において、卒業研究の成果を発表し議論できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3前1,前2,前3,後3,後4,後5,後16
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3前1,前2,前3,後1,後3,後4,後5,後16
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3前1,前2,前3,後3,後4,後5,後16
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。3前1,前2,前3,後1,後3,後4,後5,後12,後13,後14,後15,後16
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後16
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

論文発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
実験・論文執筆等研究室活動700000070
発表審査会030000030